現場での環境管理
現場管理に関する取り組み
日揮ホールディングス、日揮グローバル、日揮の3社は、環境マネジメントシステムとしてISO14001を採用しています。これに基づき、国内外のプロジェクトおよびオフィスにおいて、環境管理を徹底しています。
会社単位の管理
各グループ会社では、毎年環境管理計画を策定し、そのなかに具体的な環境目標を明記しています。さらに、目標の達成状況を継続的に把握するために、月次のKPIを設定し、各EPCプロジェクトにおける取り組みを含めてモニタリングを行っています。これにより、PDCAサイクルを効果的に運用し、環境管理の継続的な改善につなげています。
EPCプロジェクトの管理
各プロジェクトでは、開始時に環境側面および環境影響を洗い出すためのリスクアセスメントを実施しています。特に海外プロジェクトにおいては、「ENVID(Environmental Risks Identification)」と呼ばれる手法を用いて、環境リスクの特定と評価を行っています。また、これらのリスクアセスメントの結果を踏まえ、各プロジェクトにおける環境目標を設定し、環境管理の方針と具体的な取り組みを明確にしています。
具体的な取り組み
廃棄物・汚染管理
国内外の建設現場では、廃棄物処理を主要な環境対応項目として位置付け、分別を基本とした「3R(Reduce、Reuse、Recycle)」の基本思想に基づき、地域の規制に沿った対応を積極的に実施しています。また、地盤汚染や環境汚染への対策も講じており、緊急時対応計画の構築や化学物質の管理など、現場レベルでの環境保全に努めています。
GHG排出量の削減
国内外の建設現場では、日揮ホールディングスのサステナビリティ委員会( https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/materiality/ )の方針に基づき、同委員会のもとに設置されているCO2削減分科会とも連携のうえ、再生可能エネルギーの活用など、現場運営における温室効果ガス(GHG)排出量削減に取り組んでいます。また、GHG排出量を可視化するためのシステム化の検討も順次進めており、各施策の効果を定量的に把握できる体制の構築を目指しています。
このほか、環境管理の取り組みは、生物多様性の保護や騒音対策など、幅広い分野におよんでいます。これらの活動は、持続可能な事業運営の一環として、各EPCプロジェクトの特性に応じて実施されています。
建設工事現場周辺の希少動植物の保護
LNGカナダ建設プロジェクトス工場の自然保護活動
当社グループが遂行しているLNGカナダ建設プロジェクトの建設地は、雄大な自然に囲まれており、周辺には様々な種類の生物が生息しています。本プロジェクトを遂行するうえで、建設予定地内に流れていた河川を建設作業の影響がおよばない場所へ移動させる工事の実施や自然保護活動を行うことで、環境と調和のとれたプロジェクトの遂行に努めています。