サステナビリティ・マネジメント

サステナビリティ基本方針

当社グループは、サステナビリティに関する取り組みを通じて企業価値の持続的な向上を図るために、「サステナビリティ基本方針」を定め、これに基づいた活動を推進しています。

日揮グループは、パーパスである「Enhancing planetary health」を基軸に、社会価値の創造を通じて、企業価値の持続的な向上を図ります。
上記にあたり、環境、社会、ガバナンス、品質、安全、健康の分野での活動において、サステナビリティを積極的に追求していきます。(サステナビリティ基本方針参照)

サステナビリティ推進体制

当社グループは、サステナビリティに関する方針や行動計画の策定、ならびに活動状況の管理および報告などを行う「サステナビリティ委員会」を2021年12月に設立し、グループ各社が横断的に連携して活動を推進しています。
2023年度から、近年のサステナビリティに関する要求の高まりを受け、委員会の開催頻度を年1回から3回の定期開催に変更したほか、新たにCOOやCFOを委員に加え、サステナビリティ委員会の年間の活動実績等について、取締役会で報告しています。

サステナビリティ委員会の主な活動内容

サステナビリティ委員会では上表テーマのほか、社会のニーズに速やかに対応すべく、事務局を務める経営企画ユニットから毎回、サステナビリティ関連の最新の動向や当社グループの対応などについても報告があり、議論しています。

マテリアリティ

当社グループは、経営方針の策定や事業活動の展開を行ううえで基本となる重要な要素としてマテリアリティを位置付け、事業活動を通じて社会課題を解決し、経済価値、社会価値、環境価値の創出に貢献しています。

6つのマテリアリティ分野の図

マテリアリティの位置付けおよび特定プロセス

6つのマテリアリティ 経営方針 事業活動 創出する価値 経済価値 社会価値 環境価値

経営方針の策定や事業活動の展開を行ううえで基本となる重要な要素としてマテリアリティを位置付け、事業活動を通じて社会的課題を解決し、経済価値、社会価値、環境価値の創出を図っています。

GRIガイドライン、ISO26000、SDGsなどの国際ガイドラインの内容や世界のマクロトレンドの分析を踏まえ、社会的課題の抽出を行いました。そのうえで、社会・ステークホルダーにとっての重要度と当社にとっての重要度を総合的に評価し、優先的に取り組むべき6つの重要課題(マテリアリティ)を特定しています。