再生可能エネルギーの利用拡大に貢献

太陽光発電所の建設および事業運営

当社グループは、遂行中のプロジェクトも含め、これまでに国内で計17件の太陽光発電所の建設を手掛けてきました。これら設備の合計発電容量は、一般家庭約22万世帯分の年間電力使用量に相当する約700MWに達し、国内屈指の太陽光発電所の建設実績を有します。また、当社グループは、太陽光発電所の建設だけでなく運転・保守サービス、さらには太陽光発電事業にも参画するなど、様々な事業フェーズで日本国内における再生可能エネルギーの普及に貢献しています。
さらに、国内で培った豊富な知見をベースに、世界各地域の当社グループ会社と連携し、海外における太陽光発電所建設プロジェクトにも積極的に取り組んでいます。2018年3月にはベトナム最大級のメガソーラー発電所建設プロジェクトを受注し、ベトナムの一般家庭約4万7千世帯分の年間使用電力量に相当する発電所の建設を遂行中です。
当社グループは、こうした取り組みを通じ、国内外における再生可能エネルギーの利用拡大を推進し、気候変動問題に配慮した循環型社会の実現に貢献しています。

電力システム技術の開発

日本国内では、再生可能エネルギー発電の拡大に伴い、出力変動や余剰電力の発生など、電力系統(発電・変電・送電・配電を統合したシステム)に影響を及ぼす様々な課題が顕在化しています。当社は、再生可能エネルギーのさらなる利用拡大と電力系統の安定化を両立させるため、VPP(Virtual PowerPlant)やソーラーストレージといった新たな電力システム技術の開発に取り組んでいます。

開発中の電力システム技術

VPP(Virtual Power Plant)
VPPとは、複数の分散電源(太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電、蓄電池、自家発電設備など)を集約し、一つの仮想電源として動作させることで、電力系統の安定化を図るとともに、余剰電力の収益化を実現させようとするアプローチです。
当社は、エンジニアリング会社としての技術・知見を活用し、分散電源を集約・制御し、電力の需給バランスに応じて機動的にその調整を行うシステムの開発に取り組んでいます。
ソーラーストレージ
ソーラーストレージとは、太陽光発電による電力を蓄電し、雨天・曇天・夜間時に放電することで太陽光発電出力を平滑化するシステムです。当社が開発するソーラーストレージシステムは、電力系統への出力抑制制御対象となる電力に加え、直流(DC)電源を交流(AC)電源に変換するためのパワーコンディショナー(PCS)の容量を超える電力も蓄電の対象としており、パワーコンディショナーの形式を問わず取り付け可能であることに特徴があります。