新興国におけるプラント・設備の建設

アルジェリアの発展に貢献

アルズー製油所(1973年完工)

原油・天然ガスをはじめとする資源が豊富に存在するアルジェリアにおいて、資源の開発・輸出は最も重要な産業であり、同国の経済・産業発展を支えています。当社グループは1969年にアルズー製油所建設プロジェクトをソナトラック社(アルジェリア国営炭化水素公社)から受注して以降、約50年にわたり、産業基盤としての役割を果たす様々なエネルギー関連プラントの建設に携わり、同国の発展に貢献しています。
プラントの建設に際しては、多くの建設労働者の雇用を創出してきただけでなく、同国資機材メーカーを積極的に活用することで、プラント周辺産業の発展にも貢献しています。

マレーシアにおける地域産業発展に貢献

マレーシアLNG社によるLNG生産量の推移

アジア最大級のLNG生産基地であるマレーシア国営石油会社(ペトロナス社)ビンツルLNGコンプレックスでは、現在9系列のLNGプラントが稼働しており、そのLNG総生産能力は約2,600万トン/年に上ります。当社グループは1980年代から30年以上にわたり、既存9系列すべての設計・調達・建設工事(EPC)に携わるとともに、プラント完成後も継続してプラントの生産能力増強・改造工事を遂行してきました。
同コンプレックスが所在するサラワク州ビンツル地区は、今日、マレーシアにおける石油ガス産業の主要地域の一つとなっており、同地域の産業発展において、当社グループが手掛けたLNGプラントがその中心的な役割を担っています。