プロジェクトマネジメント

プロジェクトを成功に導く、独自のプロジェクトマネジメントシステム

当社は、プラントの設計から機材調達、建設、オペレーション、メンテナンスにいたるプロジェクトの全てのフェーズにわたって、総合的なプロジェクトマネジメントを実施します。プロジェクトチームは、総責任者であるプロジェクトマネージャーを筆頭に、専門エンジニアおよび各部門のスタッフで構成され、基本計画の立案ならびにスケジュール、コスト、品質、安全のコントロールに全力を傾注します。プラントは、数多くの異なった要素や機能で構成される複雑なシステム総合体であり、経済性に優れるだけでなく、信頼性、安全性が保証され、しかも運転・保守が容易であることや周辺環境への配慮も必要とされます。これらの条件を満たすために、豊富な経験と技術を兼ね備えたプロジェクトチームが、膨大な機器・資材、多国籍のマンパワーリソースをグローバル規模で調達し、スケジュ-ル通りに建設工事を完了。高度なエンジニアリング技術と独自のプロジェクトマネジメントシステムを駆使し、顧客の要求を満たすプラントを実現します。

プロジェクト内容と、これを支えるシステム群

プロジェクト内容と、これを支えるシステム群

日揮のプロジェクト管理システム"PMS"

PMSとは、プロジェクトの遂行過程において必要となる人、資機材、資金、設計図書、時間などのリソースを、設計、調達、建設、試運転それぞれの遂行局面において、統一された思想(WBS)のもとで管理する、当社独自のシステムです。

JGC PROJECT MANAGEMENT SYSTEM(PMS)

ITグランドプラン2030

当社は2018年12月に、当社グループのメインビジネスであるEPC事業を主体とし、製造業を加えた最新IT活用の将来像と、その実現に向けたロードマップを示す「ITグランドプラン2030」を策定しました。
当社は、本プランに基づき、AI/IoTなどのデジタル技術を積極的に活用し、プロジェクトマネジメントの革新に取り組んでいます。

<プラン骨子>

  1. (1)AI設計によるエンジニアリング能力の革新
    プラント配置の最適設計や機器類の自動選定、革新的なプロセス機器の自動設計を目指します。そのため強化学習やGenerative DesignなどのAI技術を活用します。またシニア技術の形式知化を行い、単純なチェック作業などを自動化します。
  2. (2)プロジェクトデジタルツインの構築とシミュレーション(将来予測)
    エンジニアリング会社は近い将来、プラントの実物を建設するのみならず、計算機内の複製(デジタルツイン)も納品するようになります。当社はさらに、プロジェクト自体のデジタルツインを構築し、将来予測と意思決定に活用します。
  3. (3)3Dプリンタや建設自動化による建設現場の劇的な改善
    建設現場での自動機械・ロボットの活用、構造材用大型3Dプリンタの導入、さらに新素材開発により、設計から工事までのリードタイムを劇的に短縮します。
  4. (4)標準化・モジュール化プラント実現による生産性の向上
    従来の個別設計から脱却し、標準化とモジュール化を最大限活用することで、プラント設計・調達・製造の生産性を向上し、大幅な納期短縮を実現します。
  5. (5)スマートコミュニティ技術の展開
    日揮グループ製造業の工場スマート化から始め、建設現場キャンプのスマート化を経て、内外のインフラプロジェクトにおけるスマート化技術へと展開します。

<プラン全体像ロードマップ図>

図の横軸は目標・ねらいを、縦軸は難易度を示し、矢印は各イノベーションプログラムの流れを示します。