トップメッセージ

代表取締役会長 Chief Executive Officer(CEO) 佐藤 雅之(左)、代表取締役社長 Chief Operating Officer(COO)石塚 忠(右)
代表取締役会長
Chief Executive Officer(CEO)
佐藤 雅之(左)
代表取締役社長
Chief Operating Officer(COO)
石塚 忠(右)

日揮グループは、1928年の創業以来、時代の要請に応じて変革を繰り返しながら、産業や社会の基盤を支える存在として、「エネルギーと環境の調和」を取り組むべき課題の中心に据え、ビジネスを展開してまいりました。
そして今、地球全体の気候変動問題、デジタルテクノロジーの進展、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大などを背景に社会、産業のパラダイムシフトはかつてないスピードで進行し、日揮グループを取り巻く事業環境は劇的に変化しています。

こうした不確実性が高い時代においても、我々日揮グループが持続的に成長していくためには、足元の環境変化に迅速、かつ柔軟に対応しつつ、長期的な高い視座のもとで自らを変革していかなければなりません。このような考えのもと、自らのパーパス(存在意義)を、“Enhancing planetary health”と定義し、長期経営ビジョン「2040年ビジョン」ならびに、中期経営計画「Building a Sustainable Planetary Infrastructure 2025(BSP2025)」を策定いたしました。

2040年に向けて日揮グループは、パーパスである“Enhancing planetary health”を道標に、これまで培ってきた技術や実績を駆使することで、「エネルギーの安定供給と脱炭素化の両立」、「資源利用に関する環境負荷の低減」、「生活を支えるインフラ・サービスの構築・維持」の3つの社会課題の解決を目指してまいります。そのために「エネルギートランジション」をはじめとする5つのビジネス領域へと事業を多角化し自らの変革を進め、持続的な成長を果たしていく所存です。

2021年度から2025年度の5ヶ年は、「2040年ビジョン」の1stフェーズ、挑戦の5年間と位置づけ、中期経営計画BSP2025において「EPC事業のさらなる深化」、「高機能材製造事業の拡大」、「将来の成長エンジンの確立」を重点戦略とし、戦略投資に積極的に取り組むことで収益の拡大、多様化を進めてまいります。

今後も何卒変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

日揮ホールディングス株式会社
代表取締役会長CEO 佐藤 雅之
代表取締役社長COO 石塚 忠