ライフ&ワーク
社員が活き活きと働き続けるためには、Life & Workの充実(成長実感、物心両面の充実)が大切であると考え、当社では様々な制度・仕組みを導入しています。
海外駐在者向け各種施策
総合エンジニアリング事業における海外出張・駐在の魅力度向上、および処遇の充実を目指し、海外駐在者向け各種施策の充実を図っています。
目的
- 1.社員のキャリア形成を考慮し、海外駐在を含む多様な経験をより多くの人財へ提供
- 2.活き活きと誇りを持って働けるよう、駐在環境・報酬を改善
- 3.ライフステージを考慮した、家族との生活の充実を支援
具体的な施策
- 駐在サイクル短期化
結婚・出産・育児・介護等、ライフステージを考慮し、2年を超える駐在は本人の意思を確認し、駐在期間を調整しています。
- 一時帰国サイクル改善
単身・独身者の建設現場駐在者はこれまでの12週駐在、2週休暇のサイクルから10週駐在、2週休暇のサイクルに変更。2024年にはさらに休暇サイクルの短縮を図る予定です。ライフステージとの調和を図ったメリハリのある休暇制度を実現します。

- 留守家族ケア
子育て・介護等日本に残る家族、および駐在者の負担軽減を目的として、包括的なサービス提供会社と連携し、家事代行・ベビーシッター・介護サービス等を提供しています。
ファミリーケア制度
当社では充実したファミリーケア制度を整備し、仕事と家事・育児・介護の両立を支援しています。無条件による2歳までの育児休業、子育て支援勤務(月2日の休業)、短縮勤務、育児在宅勤務(2歳まで週4日、小学2年生まで週2日)のほか、介護休暇に加えて365日までの介護休業や介護目的での積立休暇、介護在宅勤務(週4日)などを提供しています。
育児休業については、2023年度は男性の取得率が対象者の半数に達し、うち3分の1が1カ月以上の育児休業を取得するなど、男女かかわらずライフイベントを踏まえた柔軟な働き方を支援しています。


当社グループ会社は「子育てをサポートする企業」として「くるみん」認定を受けています。
健康管理・メンタルヘルス
当社オフィスには産業医や看護師のほか、保健師・公認心理士が常勤しており、フィジカル面だけでなくメンタル面でも社員が安心して働けるようサポートをしています。面談(対面またはウェブ)、メール、電話など、いつでも社員が相談できる環境を整備し、その結果に応じて適切なアドバイスや専門医への紹介を行っています。
新入社員研修では健康管理、メンタルヘルス教育を実施しており、Well-beingの重要性を伝えるとともに、社内外の相談窓口を周知しています。さらに全社員を対象に社外講師を招いたメンタルヘルス予防講習も行っています。健康維持やメンタル不調の予防、心身の状態への気づきの観点からも、早めのケアの重要性を社員に伝えています。加えて法令に基づくストレスチェックでは、高ストレス者に対し産業医面談を積極的に推奨するなど健康に働ける環境を整えています。
執務形態、環境の整備
在宅勤務制度
当社グループでは、高い生産性を実現しながらも個人のワークライフバランスにも配慮すべく、場所と時間の制約を取り払った柔軟な働き方を取り入れ、出社と在宅のハイブリッドを基本に、働きやすさの向上を図っています。
休暇・休職制度の充実
ウェルカムバック
社員の配偶者(社内外問わず)が転勤や駐在となり、社員が帯同する場合、3年以内に執務に復帰する前提で、ウェルカムバック制度を整備しています。これまでは退職して再入社という形をとっていましたが、2022年度から新しく”休職”を選択できるように制度改定を実施しました。共働きが当たり前になりつつある時代の働き方に合わせて、制度を柔軟に改定しています。
男性育児休業
育児休業の取得は増加傾向にあり、共働き世帯が増えている環境で、男性社員の育児休業が取得できる環境と文化を整えています。
休暇取得奨励
毎月の所定休日に加え、さらに1日休暇を取得し、3連休とすることを奨励することで、メリハリのある働き方の実現を目的とする施策を実施しています。
ひと月(30日ベース)の土日を4周分とすれば、そこに1日休暇を取得することで休日日数9日と出勤日数が21日となることから「921」とネーミングし、休暇取得奨励を図っています。特に祝日のない6月および12月においては、積極的に活用するよう啓発活動も併せて実施しています。
ファミリーデー

子どもたちの仕事観を育むこと、家族の仕事への理解を深めることなどを目的に、2009年度から開催している「JGC Family Day」を、2024年度も開催し、総勢40名の子女(社員の子ども、小学4~6年生が対象)が参加しました。
当日は、実際の職場の見学や名刺交換などの仕事体験のほか、当社の主要事業であるEPCを体感できるゲームの実施、トップマネジメントとの交流など、1日を通して様々なプログラムを実施しました。