砂加振充填プロセス

放射性能レベルの極めて低い廃棄物(L3廃棄物)の埋設では、廃棄物を収納した容器内に埋設地の安全機能を損なう恐れのある空隙が残らないように措置することが求められています。空隙が多く残ると埋設処分した後に覆土の陥没が懸念されます。これに対して、当社グループはこの空隙を効率的、かつ、確実に処理する方法として、容器に砂を充填し、加振する砂加振充填プロセスの実証を行っています。

実規模の各種加振試験による豊富な知見

大型加振試験例 模型加振試験例 加振後配管状況例

L3処分場の陥没

L3処分場の沈下への対応

特徴

  • 充填に適した砂の選定ができます。
  • 加振により空隙を残さずに砂が充填できます。
  • 容器に収納された配管等の廃棄物内にも砂が充填できます。
  • 容器に収納された廃棄物に応じて、充填に最適な加振条件の設定ができます。
  • L3処分場の陥没対策の評価ができます。

適用

  • L3廃棄物の埋設処分

実績

  • 埋設事業許可申請書向けデータ収集・申請書作成助成
  • L3廃棄物の砂加振充填設備基本設計
砂加振充填設備