持続可能な航空燃料(SAF)

持続可能な航空燃料の製造を推進

持続可能な航空燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel)」は、原料となるバイオマスや廃食油、都市ごみなどの生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルで、従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量の大幅な削減が期待できるとともに、既存のインフラをそのまま活用できる航空燃料です。世界的にCO2排出量削減への対応が求められるなか、航空業界においても、海外を中心に既にSAFの導入が始まっており、国内でもSAFの技術開発・製造・流通および利用を加速させる必要があります。

そうしたなか、日揮グループはSAFの国内初の大規模商用生産に向けて、(株)レボインターナショナル、コスモ石油(株)と共同で、使用済み食用油を水素化処理し、国産SAF製造サプライチェーンの構築に取り組んでいます。
また、2022年3月には、(株)レボインターナショナル、全日本空輸(株)、日本航空(株)などと共同で、国産SAFの商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」を設立しました。今後、日本の航空ネットワークおよび産業界全体の発展と持続可能な社会の実現を目指してまいります。

SAF製造サプライチェーンモデル
国産SAFの商用化および普及・
拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」

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