J-AOS(空冷式熱交換器最適設計サービス)

JGC Air-cooled heat exchanger Optimization System
プラントの条件に合わせ空冷式熱交換器の最適設計を提供するサービス

空冷式熱交換器(Air-cooled Heat Exchanger)は、プラントの敷地面積・気候・オペレーションなどの各種条件に合わせて適切に設計する必要があります。特に空冷式のLNGのプラントでは、空冷式熱交換器がプラントの全体設計・LNG生産量に大きく影響を及ぼすため、案件に合わせた最適な設計が肝要です。

当社グループは、空冷式LNG分野における豊富な実績と知見を活かし、エンジニアリングコントラクターならではの視点で空冷式熱交換器設計の提案を行い、プラント全体最適を実現します。

設計要素のトレードオフを見極める

空冷式熱交換器の設計パターンは無数に存在しますが、従来は、必ずしもコストも含め、綿密な分析評価に基づく最適設計が行われてきたわけではなく、エンジニアの経験に基づく判断に委ねられていました。空冷式熱交換器において、設計要素のトレードオフを見極めた上でプラント全体最適を実現することが課題となっていました。

自動設計×多面的評価

J-AOSではプラントの敷地面積・気候・オペレーションなどの各種条件を考慮した上で、空冷式熱交換器の自動設計を行い、無数に存在する設計パターンから有望な候補を抽出し、エンジニアによる最終判断の材料として提示します。
これらは各種パラメータで可視化して提供されるため、多面的評価を行うことができます。

各種パラメータの図
before 経験則→1つの設計 after 複数自動設計×多面的評価→最適設計

J-AOS導入のメリット

FS、Pre-FEED案件

あらゆる可能性を検討し、高精度かつ説得力のあるスタディを実施することができます。

EPC案件

自動設計によって空冷式熱交換器の設計情報を早期に確定し、プロジェクトのスピーディーな立ち上げを実現します。

Revamp案件

既設プラントにおける様々な制約条件がある中で、最適なエンジニアリングソリューションを提供することができます。