腐食損傷に対する保全戦略の改善、原因究明と対策提案サービス
1.腐食損傷に対する保全戦略の改善
設備の老朽化やプロセス条件の変更などにより、これまでの保全戦略では腐食損傷を管理することが難しくなってきています。プラントのプロセス、設計、保全を知る材料・腐食・溶接・塗装の専門家が課題をスクリーニングし、プラント長寿命化の対策を提案します。
検討事例
- 装置・機器の健全性の診断(事例①FCC装置設備診断例、事例②加熱炉余寿命評価、その他多数)
- 原油性状変更に伴う信頼性評価および対策提案
- 保温材下腐食対策の提案
- リスクベースドメンテナンス(RBM)導入サポート
コロージョン・ループの作成、腐食環境モニタリング位置の検討、リスク評価など個別に対応可能

2.腐食損傷の原因究明と対策提案
腐食損傷トラブルの原因究明を迅速に行います。材料・腐食・溶接の観点からの損傷解析と、有限要素解析(FEM解析)による応力評価や数値流体解析の技術(CFD)を組み合わせることで、損傷原因の推定および対策の提案に関して、高度な技術サービスを提供します。また、腐食損傷部の劣化メカニズムおよび劣化の程度から溶接補修の可否などを適切に判断し、最適な補修方法を提案します。プラント設備の信頼性回復のため、トラブルの水平展開検査の戦略検討やプロセス改善の提案など幅広く対応します。
- 定期修理時や運転中に認められた腐食損傷調査
- 漏洩・火災等事故破損材調査
- 熱交換器・加熱炉管抜管調査
- 内外面塗装材の劣化・剥離原因調査

