脱水分離液処理設備

蒸留装置

  • 塔頂の濃縮アンモニア含有蒸気は蒸気圧縮機により昇圧します。この際の昇圧蒸気の熱をリボイラーへ供給し蒸発装置の加熱源として利用します。リボイラーを加熱したアンモニア含有蒸気は凝縮し 蒸気中のアンモニア濃度は約20%に濃縮します。この高濃度のアンモニア含有蒸気は後段の触媒反応装置へ移送されます。
  • 蒸留塔上部のアンモニア蒸気濃縮部の機能により、供給される排水中のアンモニア濃度が大幅に変動しても、触媒反応装置へ移送する蒸気中のアンモニア濃度は触媒反応に適した濃度に保ちます。
  • 棚段式蒸留塔により排水中のアンモニアを蒸散させ、塔頂から濃縮アンモニア含有蒸気、缶底ではアンモニアを除去した処理水が得られます。

設備仕様

  • 処理容量:130㎥/時
  • 納入場所:大阪市
  • 竣工:2004年

触媒反応装置

酸化反応

アンモニアを含む蒸気に酸化用の空気を混ぜ、アンモニアを主に窒素と水蒸気に転化します。酸化反応器では発生したガスの一部を分岐し、蒸留装置からの移送ガスと混合して酸化反応器内のアンモニア濃度が適正になるよう調整します。 高温リサイクルガスとの混合により、酸化反応器への流入ガスを予熱します。

脱硝反応

アンモニアの酸化反応の過程では若干のNOxが発生します。脱硝反応はガス中の高濃度アンモニア含有蒸気または尿素水を使用してNOxを窒素、水蒸気に転化します。

  • 本技術は大阪市建設局・三菱化工機(株)・日揮(株)の三者で共同開発したものです。