2026年ニュースリリース
2026/01/26
当社グループ社員が米国機械学会流体工学部門(ASME Fluids Engineering Division)の2025 Lewis F. Moody Awardを受賞
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役 社長執行役員 山田昇司。以下「日揮グローバル」)の社員が、米国機械学会(ASME)流体工学部門において「2025 Lewis F. Moody Award」を受賞したことをお知らせします。
| 賞名 | 2025 Lewis F. Moody Award |
|---|---|
| 主催者 |
米国機械学会流体工学部門 (ASME Fluids Engineering Division) |
| 所在地 |
横風における単一噴流および複数噴流の渦構造と乱流熱輸送の比較 (Comparison of Vortex Structures and Turbulent Heat Transport for a Single Jet and Multiple Jets in Crossflow) |
| 受賞者 |
日揮グローバル 胡 希東(Xidong HU) 東京科学大学 教授 大西 領 |
ASMEは、機械工学分野における世界的な専門家団体・標準化機関であり、ボイラ、圧力容器および配管など、プラント設備などの設計・製造・検査に関する規格(コード)を策定しています。ASME規格は国際的に広く採用され、品質と安全を保証する世界的な基準として機能しています。本賞「Lewis F. Moody Award」は1958年から続く歴史ある賞で、機械(流体)工学分野において実務に有用な優れた原著論文に贈られるものであり、日本産業界の技術者が受賞することも極めて稀な事例となります。本賞の受賞は、当社グループの技術者の技術レベルの高さを示す大きな証左にもなり得ると考えています。
受賞論文では、横風が吹いているときに、1本の噴流と複数の噴流がどのように動くのかを、先進的な計算技術を使って詳しく調べることで、空気の流れの中で出てくる渦の形や成長の仕方、熱が運ばれる様子に違いがあることを明らかにしました。
これらの知見は、LNG分野におけるプラント建設地の選定、液化プロセスの効率化、機器設計の最適化などに活用されることが期待されます。さらに、当社グループの独自技術で空冷式LNGプラントの生産性と稼働率の最大化に資する「AIRLIZE LNG®」※1や「HARview ®」※2への応用を通じて、プラントの信頼性向上、CO₂排出削減、運転柔軟性の強化に貢献し、ひいては当社グループのLNG分野における、さらなる技術提案力の差別化にもつながります。
日揮グループは今後も、世界のエネルギー産業が直面する複雑な課題に対し、卓越した技術力と持続的な人材育成を通じて、革新的なソリューションを提供してまいります。
| 名前 | 胡 希東(Xidong Hu) |
|---|---|
| 所属 |
日揮グローバル株式会社 プロセステクノロジー本部 エンジニアリングテクノロジーセンター 高度解析グループ |
| 専門領域 | 熱流動分野 |
![]() |
|
受賞者写真(左: 東京科学大学 大西領 教授、右: 胡希東) |
【ご参考】
※1:「AIRLIZE LNG®」
空冷式LNGプラントを対象に、計画・設計・調達・建設・運転・メンテナンスまでのプラントライフサイクル全体を支援する、日揮グループのトータルエンジニアリングサービスであり、LNGプラントの空冷システムを最適化し、エネルギー効率と環境性能を向上します。
AIRLIZE LNG® | エネルギートランジション -EPC技術 | 日揮ホールディングス株式会社
※2:「HARview®」
![]()
AIRLIZE LNG®を推進するために開発されたエンジニアリングツールであり、プラント建設地周辺の気象を再現する気象シミュレーションと、HARの事象を予測するCFDシミュレーションを組み合わせることで、EPCプロジェクトの設計精度を飛躍的に向上します。
HARview® | エネルギートランジション -EPC技術 | 日揮ホールディングス株式会社
