モジュール製造 輸送 建設 レイアウト 稼働 再利用

日揮グループのモジュール工法

豊富な実績で培った技術力で、確実で高品質な建設を実現します。

モジュール工法とは?

建設現場と異なる場所(モジュールヤード)で、鉄骨、配管、機器などを配置したひとまとまりの「モジュール」を製作し、現地に輸送して据え付ける工法です。
プラントの建設には、建設現場で一から鉄骨、配管、機器などを組み立てるスティックビルド工法もあります。

建設のためにモジュールを船に運び入れる様子
モジュール工法で建てられた洋上プラント

モジュール工法のメリット

作業の効率化

ほとんどの作業をモジュールヤードで行うため、建設現場での作業工数を大幅に削減できます。

リスクの低減

予測が難しい天候への適応や作業者の確保など、国や地域ごとの現場環境に起因するリスクを低減します。

工期の短縮

モジュール製作と建設現場での基礎工事を同時に進められるため、従来のスティックビルド工法と比較して短縮できます。

モジュール工法が適しているケース

プラントの建設は、あらかじめコストやスケジュールなど、あらゆる観点から総合的に判断し、最適な工法を選択することが重要です。
モジュール工法ではモジュールヤードの選定やモジュールの輸送手配など、スティックビルド工法にはない工程があり、各種制約の調整やマネジメントが不可欠となります。一般的には以下のようなケースにモジュール工法が適しています。

  • 気温や気候等により建設期間が限られる地域(例:寒冷地など)
  • 作業者の確保が困難な地域
  • セキュリティの条件が厳しい地域

モジュール工法の豊富な実績

当社グループは、LNG(液化天然ガス)、FLNG(浮体式LNG)、石油精製などの分野で豊富なモジュール工法の実績を持っています。また、LNG以外にも、水素・アンモニア、再生可能エネルギー、原子力などの幅広い分野に適用可能な技術やノウハウを有しています。これにより、厳しい条件が課されている状況でも確実かつ高品質なプロジェクト遂行を実現しています。

モジュール工法のFEED/EPCでの実績

モジュール規模を表す表。アジア、大型、中型、小型。オセアニア、大型、中型、小型。中東、小型。CIS、大型、中型。南北アメリカ、大型、中型、小型。アフリカ、大型、中型、小型。
モジュール規模を表す表。アジア、大型、中型、小型。オセアニア、大型、中型、小型。中東、小型。CIS、大型、中型。南北アメリカ、大型、中型、小型。アフリカ、大型、中型、小型。
  • 各モジュール1基当たり、大型:3000トン以上、中型1000~3000トン、小型1000トン未満
  • FEED:Front End Engineering Design 、事業設備計画(プラントのキャパシティ、装置構成など)に沿って遂行されるプラントの基本設計、EPCの前段階
  • EPC:Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の頭文字