超重質油処理プラント
| 顧客名 | オペラドーラ・セネグロ社 |
|---|---|
| 場所 | ベネズエラ共和国 ホセ |
| 完工年 | 2001 |
| 役務範囲 | 設計・調達・建設 |
| キャパシティ | 158,000BPSD |
当社グループは、丸紅株式会社の協力を得て、当社グループのオランダ法人JGCドルチェエンジニアリング社、ベネズエラの大手エンジニアリング会社JANTESA社およびVEPICA社とジョイントベンチャーを組み、オペラドーラ・セネグロ社（ベネズエラ国営石油公団、ドイツの石油精製会社のヴェバオイル社およびオイルメジャーのエクソンモービル社とのジョイントベンチャー）より、1998年に大型超重質油処理プラントに係る設計、資機材調達および建設役務を受注し、2001年に完工しました。
本プロジェクトは、ベネズエラにおいて豊富な埋蔵量を誇るものの、高い粘度から扱いが難しいオリノコ超重質油の効果的な利用を目的とし、ナフサで希釈して生産した希釈油から合成油を生産するものです。
生産された合成油はアメリカにあるエクソンモービル社およびベネズエラ国営石油公団が所有する製油所とドイツにあるヴェバオイル所有の製油所に輸出されます。
ベネズエラは、当時、地理的、文化的に米国指向性が極めて強かったことから米国コントラクター中心の市場でした。当社グループが世界の強豪エンジニアリング企業との競争を経て本プロジェクトを受注し、完工させたことで、ベネズエラ市場における評価を確固たるものとしました。
