2026年ニュースリリース

2026/03/31

パプアニューギニア向け大型低炭素LNGプラント建設プロジェクトの優先契約交渉候補として選定

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 山田昇司。以下「日揮グローバル」)が、韓国の現代建設株式会社(以下「現代建設」)と共同で、トタルエナジーズ社とそのパートナーがパプアニューギニアで計画する大型低炭素LNGプラント建設プロジェクトの優先契約交渉候補として選定されましたので、お知らせします。プロジェクト詳細は、下記の通りです。

1. 契約先

パプアLNGベンチャー社(オペレーター:トタルエナジーズ社、パートナー:エクソンモービル社、サントス社、ENEOS Xplora株式会社)

2. プラント建設予定地

パプアニューギニア独立国ポートモレスビー

3. 役務内容

年産約400万トン(133万トン×3系列)のLNGプラントに係る設計・調達・建設工事(EPC)遂行役務

4.

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、日揮グローバルと現代建設がジョイントベンチャー(以下「日揮・現代JV」)を組み、パプアニューギニア独立国のエルクアンテロープガス田の天然ガスを原料として、エクソンモービル社が同国ポートモレスビーで計画している年産約400万トンのLNGプラントを建設するものです。

パプアLNGベンチャー社は、日揮グローバルと現代建設のLNGプラント建設実績、技術設計、プロジェクト遂行計画、建設現場の安全管理、入札価格およびスケジュールなどを総合的に評価した結果、このたび日揮・現代JVEPCコントラクターの優先契約交渉候補に選定しました。正式なEPC契約発効は、2026年に予定されている最終投資決定後となります。

日揮グローバルは、同国にてExxon Mobil PNG Limitedから2009年に新設LNGプラントのEPC役務を受注し、2014年にLNG生産を開始した実績を有しています。生産開始以降、同プラントは、年産800万トンを超えるLNGを現在も生産し続けています。
今回のプロジェクトにより、同国のLNG生産能力は年産1,000万トンを超える規模に達する予定です。
また今回増設するLNGプラントでは、主要機器の一つである、天然ガスを冷却するための冷媒コンプレッサーの駆動に関し、従来のガスタービンではなく、電動モーターによる「E-Drive」を採用する予定であり、LNGプラントの操業時のCO2排出の低減に寄与する、低炭素LNGプラントとなる予定です。

昨今の世界的な低炭素・脱炭素化を背景に進展する「エネルギートランジション」において、化石エネルギーの中でも環境負荷の少ないLNGが果たす役割は重要性を増している状況にあります。日揮グループは、これまで世界のLNG生産量の30%以上を占めるLNGプラントの建設プロジェクトを手掛けた実績を有し、現在もUAE向け大型低炭素LNGプロジェクト、モザンビーク向け洋上LNGプロジェクト、マレーシア向けニアショアLNGプロジェクトなど、3件のプロジェクト遂行しています。

日揮グループは、今後もLNG分野における世界有数のエンジニアリング企業として、引き続き積極的に営業活動を展開し、エネルギートランジションに貢献していく所存です。