2021年ニュースリリース
2021/03/31
宮城県でバイオマス専焼発電設備 建設プロジェクトを受注
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、国内EPC事業会社である日揮株式会社(代表取締役社長執行役員 山田昇司)が、このたび宮城県仙台市において、住友商事株式会社が推進するバイオマス専焼発電設備建設プロジェクトを受注しましたので、お知らせします。プロジェクトの詳細は、下記の通りです。
1. 契約先
仙台港バイオマスパワー合同会社
(住友商事グループが100%出資する事業会社)
2. 建設場所
宮城県仙台市宮城野区内
3. 役務範囲
バイオマス専焼発電設備(出力:約112 MW)に係る設計・調達・建設工事(EPC)役務
4. 契約形態
ランプサム契約
5. 受注額
非公表
6. 完工
2025年(予定)
7. プロジェクトの概要
本プロジェクトは、住友商事グループが出資する仙台港バイオマスパワー合同会社が推進するプロジェクトで、宮城県仙台市宮城野区に出力約112MWのバイオマス発電設備を新設するものです。発電用燃料は、木質ペレットおよびチップが使用される予定です。
今回の受注は、日揮グループが、長年積み重ねてきた国内外での数多くのプラント・設備の建設実績、技術力に加えて、バイオマス発電設備に関する完工リスクや技術リスクへの対応能力を高く評価いただいたものと考えております。
日揮グループは、企業グループとして取り組むべき重要課題(マテリアリティ)のひとつとして「環境調和型社会」の実現を挙げ、これまでLNG(液化天然ガス)プラントや太陽光、バイオマス発電設備などの再生可能エネルギープラントを世界各地で建設してきました。加えて、二酸化炭素の排出抑制、水素エネルギー(CO2フリーアンモニア)や廃プラスチックのケミカルリサイクルなどの環境関連技術のビジネス化にも注力しております。
日揮グループは、今後も再生可能エネルギープラント・設備の建設や環境関連技術のビジネス化など、環境ビジネスの強化・拡大に積極的に取り組んでいくことにより、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。