2019年ニュースリリース
2019/12/11
マレーシア ペトロナス社向けFLNGプロジェクトの船体命名式を実施
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤雅之)は、当社グループが韓国サムスン重工業と共に遂行しているマレーシアペトロナス社向けFLNG(Floating LNG: 浮体式天然ガス液化設備)プロジェクトにおいて、船体命名式が執り行われたことをお知らせします。
去る11月27日にサムスン重工業の韓国巨済造船所にて実施された式典には、マレーシア マハティール首相、ペトロナス社 ワン・ズルキフリ グループCEO、日揮グローバル 村元社長、サムスン重工業 ナムCEOなど、多数の関係者が出席し、マハティール首相ご令室による支綱切断が行われました。
本船体・設備は、ペトロナス社の2船目のFLNGであることを意味する「PFLNG DUA」と命名されました。船体は長さ333メートル、幅64メートル、高さ31メートル、船上設備のLNG生産能力は年産150万トン、最深1,500メートルまでの深海ガス田開発に対応できる先駆的なFLNGとなります。
本プロジェクトでは、今後、2020年2月までに船体ならびに船上設備を竣工し、同月に操業地であるマレーシア サバ州コタキナバル沖合のロタン海底ガス田に向けて出港する予定です。引き続き操業開始に向けた船体の据付ならびに試運転役務に取り組んでまいります。
当社グループは、過去40年に亘り、マレーシア ビンツルのペトロナスLNGコンプレックスにおける9系列全てのLNGプラントのEPCプロジェクトを遂行するなど、ペトロナス社との信頼関係を築いてまいりました。今後もクリーンエネルギーの利用促進に取り組む同社の事業計画の実現に貢献していく所存です。
命名式典の様子(左から3番目がマハティール首相、中央が首相夫人)
建設中のFLNG