2019年ニュースリリース
2019/10/16
東北地方最大級の太陽光発電所 「白河ソーラーパーク」建設プロジェクトの起工式を実施
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤雅之)は、国内EPC事業会社である日揮株式会社(代表取締役社長執行役員:山田昇司)が、福島県白河市で計画されている大規模太陽光発電所「白河ソーラーパーク」の建設プロジェクトを2019年3月に受注し、同年10月15日、現地にて顧客である合同会社白河ソーラーパーク社と共同で建設工事の起工式を開催いたしましたので、お知らせします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。
1. 契約先
合同会社白河ソーラーパーク
(ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社、一般財団法人ふくしま未来研究会、信夫山福島電力株式会社の合弁事業体)
2. 建設場所
福島県白河市大信増見館ケ沢内
3. 役務内容
太陽光発電所に係わる設計、機材調達、建設工事(EPC)役務
4. 契約形態
ランプサム契約
5. 受注金額
非公表
6. 納期
2021年12月末
7. プロジェクトの概要
本プロジェクトは、福島県白河市に位置する約128haの敷地を活用して、出力約73.9MW(一般家庭の約18,120世帯の年間使用電力量に相当)の東北地方最大級となる大規模太陽光発電所を新設するものです。福島県は2012年3月に策定した「福島県再生可能エネルギー推進ビジョン」に基づき、再生可能エネルギーを活かした社会づくりを東日本大震災からの復興に向けた主要施策の一つとして位置付けており、本プロジェクトはその施策に沿った取り組みとなります。
日揮グループは、日本で再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入された2012年にいち早く太陽光発電事業に参入し、これまで多数の太陽光発電所建設プロジェクトを遂行するなど、事業者、コントラクター両方の立場で実績と知見を重ねて参りました。今回のプロジェクト受注に際しては、これらの実績、および事業者としての知見を活かした顧客ニーズへのきめ細かい対応などが総合的に評価されたものと考えております。
世界的に地球温暖化対策の重要性が高まるなか、日揮グループは、太陽光発電のみならず、バイオマス発電や洋上風力発電などの幅広い分野におけるプロジェクトの受注に今後も積極的に取り組み、国内外で再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献していく所存です。
参考:【「白河ソーラーパーク」の完成予想図】