2019年ニュースリリース

2019/07/17

オマーンで船舶向け燃料用LNGプラントの基本設計役務を受注

日揮株式会社(JGC CORPORATION)(代表取締役会長CEO 佐藤雅之、本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、仏トタール社の100%子会社であるTOTAL E&P OMAN DEVELOPMENT B.V.がオマーン国ソハールにおいてオマーン石油会社と共同で計画している船舶向け燃料用LNGプラントの基本設計(FEED Front End Engineering and Design)役務を受注しましたので、お知らせします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。

1. 契約先

TOTAL E&P OMAN DEVELOPMENT B.V.(仏トタール社が100%出資)

2. 建設場所

オマーン国ソハール(首都マスカットの西約200kmに位置する大規模工業地帯)

3. 役務内容

船舶向け燃料用の陸上LNGプラント(年産約100万トン×1系列)に係わる基本設計役務

4. 受注金額

非公表

5. 納期

非公表

6. 競争スキーム

3グループによるFEEDコンペティション

7.

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、国際海事機関(IMO)による船舶燃料の環境規制導入を2020年に控え、需要拡大が見込まれる船舶向け燃料用として、オマーン国ソハールにおいて年産約100万トンの新設中型LNGプラントを建設するための基本設計役務です。

今回の受注に際しては、当社が世界各地において遂行してきた豊富なLNGプラントの建設実績、ならびに中期経営計画(Beyond the Horizon)において推進している、中小型LNGプラントコンセプトを活用した提案が高く評価されたものと考えております。

当社は、世界のLNG全生産量のうち約30%のLNGプラントの建設実績を持ち、現在カナダにおける大型LNGプラントのほか、マレーシア沖およびモザンビーク沖向けFLNGプラント(洋上LNG生産・貯蔵・積出設備)と、合計3件のLNGプラント建設プロジェクトを遂行中です。今後も当社はLNGのトップコントラクターとして、従来の大型LNGプラントに加え、中小型LNGプラント建設に向けた積極的な営業活動を展開していく所存です。