2016年ニュースリリース
2016/10/11
北海道室蘭市において国内最大級のバイオマス発電所を受注
日揮株式会社(JGC CORPORATION)(代表取締役会長:佐藤雅之、横浜本社:横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、室蘭バイオマス発電合同会社が北海道室蘭市において計画しているバイオマス発電所の建設プロジェクトを受注しましたので、お知らせいたします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。
1. 契約先
室蘭バイオマス発電合同会社
(出資者:東燃ゼネラル石油株式会社90%、日揮株式会社10%)
2. 建設場所
北海道室蘭市港北町
3. 契約
バイオマス発電所建設に係る設計、機材調達、建設工事、ユーティリティ設備の試運転及び発電設備の試運転助勢役務
4. 契約形態
ランプサム契約
5. 受注金額
非公表
6. 納期
2019年秋
7. プロジェクトの概要
本プロジェクトは、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した発電事業を行う目的で、東燃ゼネラル石油株式会社が所有する遊休地に、環境保全に配慮した高効率のバイオマス発電所を建設するものです。当社は、室蘭港埠頭の燃料受入・保管・搬送設備、および発電設備一式の設計、機材調達、建設、試運転を遂行いたします。発電能力は74.9MWで、バイオマス燃料の発電所としては国内最大級規模となります。尚、燃料はパームヤシ殻を予定しております。
当社は、本年5月に発表した新中期経営計画「Beyond the Horizon」において、オイル&ガス分野以外のエネルギーインフラ、ならびに産業インフラ、社会インフラへの事業領域の拡大を基本方針として掲げており、今回の受注を足掛かりに、エネルギーインフラにおける発電分野への本格的な進出を加速させてまいります。また、世界的に地球温暖化対策の重要性が高まるなか、今後も国内外において再生可能エネルギー発電事業、および再生可能エネルギー発電所の建設工事に積極的に取り組んでまいります。