2016年ニュースリリース
2016/04/01
インドネシアでガス処理プラント建設プロジェクトを受注
日揮株式会社(JGC CORPORATION)(代表取締役会長 佐藤雅之、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、海外法人であるJGCインドネシア社が、PT. ENCONA INTI INDUSTRI社と共同で、インドネシアのPT MEDCO E&P MALAKA社が同国北スマトラのアチェ州で計画しているガス処理プラント建設プロジェクトに係わるEPC役務を受注致しましたので、お知らせいたします。プロジェクトの詳細は、下記の通りです。
1. 契約先
PT MEDCO E&P MALAKA(MEDCO)
2. 建設場所
インドネシア国アチェ州
3. 契約
ガス処理プラント建設に係わる設計、機材調達、建設工事(EPC)役務
4. 契約形態
ランプサム契約
5. コンソーシアム受注金額
約270億円
6. 納期
2018年第1四半期
7. プロジェクトの概要
本プロジェクトは、石油、天然ガスなどの天然資源に恵まれているインドネシア国アチェ州において、MEDCO社などが保有するBlock A鉱区から産出される天然ガス(日量あたり9千万立方フィート)を処理し、燃料用ガス、コンデンセート、固形硫黄を生産する設備を建設するものです。
本プラントにて処理されたガスは主にアチェ州において国営電力会社が計画しているガス火力発電所および国営肥料会社にて使用される予定です。
当社は1970年代に同業他社に先駆けてインドネシアにEPCグループ会社として旧PT. PERTAFENIKKI Engineering(現JGCインドネシア)を設立し、40年以上にわたり同国のニーズにきめ細かく対応し、実績を重ねてきました。今回の受注は、インドネシアにおける当社ならびに同社の長年の実績とプロジェクト遂行能力、さらに価格競争力などが総合的に評価された結果であると考えております。
当社は現在、海外EPC子会社の強化・拡大を推進しており、本プロジェクトの遂行を通して、JGCインドネシア社のプロジェクト遂行能力のさらなる向上を図って行く所存です。