蓄電システム併設型太陽光発電設備
顧客名 | モンゴル国エネルギー省 |
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場所 | モンゴル国 サブハン県ウリアスタイ |
完工年 | 2022 |
役務範囲 | 設計・調達・建設、オペレーション&メンテナンス |
キャパシティ | 発電容量5MW、蓄電容量3.6MWh |

本プロジェクトは、当社グループがモンゴル国エネルギー省向けに2021年に受注した、モンゴル国初の蓄電システム併設型の太陽光発電設備の建設プロジェクトです。同国では、電力供給を石炭火力発電に依存し大気汚染が深刻な問題となっており、本件は、再生可能エネルギーの導入拡大を目的とする「Upscaling Renewable Energy Sector Project」の一環として実施され、アジア開発銀行の融資に加え、環境省がアジア開発銀行に設立している二国間クレジット制度(JCM)日本基金から資金が供与されています。
先進的な蓄電システム(BESS:Battery Energy Storage System)とエネルギー管理システム(EMS:Energy Management System)を備えた太陽光発電設備を導入することにより、昼夜問わず太陽光発電由来の電力を利用することが可能となり、同国のエネルギーセキュリティの向上と二酸化炭素の排出削減に貢献します。
今後も発電のみならず、蓄電システムやエネルギー管理システム、送電などを含めた最適なエネルギーマネジメントソリューションを提案することで、再生可能エネルギーの導入拡大とクリーンな社会インフラの構築に貢献してまいります。