LNGプラント

顧客名 ウッドサイド・オフショア・ペトロリウム社(第1・2・3系列)
ウッドサイド・エネルギー社(第4系列)
場所 オーストラリア連邦 ダンピア
完工年 1989(第1・2系列)
1993(第3系列)
2004(第4系列)
役務範囲 設計・調達・建設
キャパシティ 2,000,000T/Y×2(第1・2系列)
2,000,000T/Y(第3系列)
4,200,000T/Y(第4系列)

本プラントは合計4系列に分かれており、当社グループはこれまでに全ての系列の設計・調達・建設(EPC)プロジェクトを遂行しています。

年間200万トンの生産能力を有する第1~3系列は、世界各国のエンジニアリング会社による激しい応札が行われましたが、LNG分野における豊富な知見と過去の遂行実績が評価されたことで当社グループ、アメリカのケロッグ社、オーストラリアのレイモンド・エンジニア社によるジョイントベンチャーがEPC役務を受注・遂行しました。1982年の受注当時、日本のエンジニアリング会社史上最大級規模のLNG(液化天然ガス)プラント建設プロジェクトとなりました。

年間420万トンの生産能力を有する第4系列は、当社グループ、アメリカのKBR社のほか、オーストラリアのエンジニアリング会社によるジョイントベンチャーがEPC役務を受注・遂行しました。

本プラントにより生産されるLNGの一部は日本へと輸出されることから、日本へのエネルギーの安定供給といった側面からも重要なプロジェクトと位置付けられます。当社グループは、本プラントを成功裏に完工することで、大型LNGプロジェクトを遂行可能な世界屈指のエンジニアリング会社としての評価を確固たるものとしました。

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