2025年ニュースリリース
2025/10/31
「Tokyo Fry to Fly Project」活動報告会を実施
日揮ホールディングス株式会社(以下、「日揮HD」)が事務局を務める国内資源循環による脱炭素社会の実現を目指すプロジェクト「Fry to Fly Project」が、東京都と共同で行ってきた廃食用油の回収促進キャンペーン「Tokyo Fry to Fly Project~油で空飛ぶ大作戦~」の活動報告会を、2025年10月22日(水)に羽田空港第1旅客ターミナル内GALAXY HALLにて実施しました。
Fry to Fly Projectと東京都は、市民の行動変容を促すことを目的に、ご家庭で使い終わった食用油を持続可能な航空燃料(SAF)として再利用するために廃食用油の収集を促進するともに、資源循環の促進に参加できる機会創出、SAFの周知など様々な取り組みを行ってきました。
また、本年度は東京都が実施する「家庭の油 回収キャンペーン」と連携し、都内約80か所に廃食用油回収ボックスを設置するなど、市民が脱炭素に直接貢献できる更なる機会創出に取り組んできました。
当日は、東京都のほかFry to Fly Projectの参加団体である国土交通省航空局、日本航空、東村山市より、「家庭の油回収キャンペーン」の成果や自治体での取り組み、および国や航空会社としてSAFの普及拡大に取り組む意義などについて発表いただきました。
また、2児の母でもあるタレントの菊地亜美さんをお招きし、ご家庭での廃食用油の集め方を実演していただきました。菊地さんは「家庭で出た油が再利用されて、飛行機の燃料として使えることが分かりました。使った油を集めることが当たり前の世の中になればいいなと思います。」などとコメントし、資源循環や行動変容の大切さについて発信いただきました。
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報告会終了後には、報道陣や参加者に向けて、国産SAFの廃食用油回収を楽しみながら実践できる一般参加型企画「フライガチャ」や「VR体験」、「SAF PR動画の放映」などの取り組みを公開しました。
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日揮HDおよびFry to Fly Projectは、これらの活動を通じて国内資源循環を促進し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

