2025年ニュースリリース
2025/03/18
BIM ISO 19650-5:2020に基づく情報セキュリティ認証を取得
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 ファルハン・マジブ。以下、日揮グローバル)が、本年2月13日に新たにISO 19650-5:2020の情報セキュリティに係る追加認証を取得したことをお知らせいたします。
日揮グループでは、2018年にグループIT戦略「ITグランドプラン2030」を策定し、EPC(設計・調達・建設)ビジネスのデジタル化・高度化を実現する重要な要素技術としてBIM(Building Information Modeling)の適用に取り組んできました。2023年4月にはISO 19650-1およびISO 19650-2に基づく認証を取得しております※。
※国内エンジ会社初、ISO 19650に基づくBIM BSI Kitemark認証を取得(2023年4月)
https://www.jgc.com/jp/news/2023/20230406.html
今回日揮グローバルが取得したISO 19650-5:2020は、ISO 19650における「BIMを使用した情報マネジメント:情報マネジメントへのセキュリティを意識したアプローチ」を規定した規格です。この規格は、プラントのEPC役務の段階から、完工し運転が行われていくプラント(顧客にとっての重要な資産)のライフサイクル全体を通じて、プラントの機密情報を適切に管理し、不正アクセスやデータの漏洩といったリスクから保護するための原則や要件を定めています。
日揮グローバルはISO 19650-5:2020の導入により、EPC遂行段階からBIMモデルや関連情報といったデジタル資産を国際標準のセキュリティ体制で管理・運用する仕組みを構築し、EPCプロジェクトのデジタル化と高度化を推進します。
今後も日揮グローバルは、最先端のデジタル技術と国際標準の活用を通じて、持続可能なプロジェクト遂行を支援し、業界全体のデジタル変革をリードしてまいります。