2022年ニュースリリース

2022/04/25

プルタミナ社と脱炭素分野での包括協力に関するMOUを締結

-インドネシアのエネルギートランジッションを推進-

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之)は、本年425日に開催された経済産業省主催の「アジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合 (AGGPM) 官民フォーラム」において、日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 ファルハン・マジブ)がインドネシア国営石油会社プルタミナ社と、脱炭素分野での共同スタディ・共同事業検討に関する基本合意書(以下、MOU)を締結しましたので、お知らせします。同社との包括協力体制を強化することで、インドネシアにおけるエネルギートランジッションを一層推進していきます。

今回のMOUは、水素・アンモニア、CCUS、バイオガス等の分野において当社グループが有する知見・技術を活かしつつ、プルタミナ社とともに、将来の事業化を見据えた共同スタディを実施し、幅広い脱炭素分野での共同事業検討を行うものです。

当社グループはインドネシアにおいて、プルタミナ社向けに1980年代から複数の製油所等の設計・調達・建設業務(EPC)を遂行してきました。また、2021年6月には同社を含む5社と「グンディCCS実証プロジェクト」に係る共同スタディ契約を締結するなど、同社と脱炭素分野での協業関係も構築してきました。

今後も、当社グループは長期経営ビジョン「2040年ビジョン」および中期経営計画「BSP2025」を基に、プルタミナ社との協業分野を水素・アンモニア、CCUS、バイオガス等に広げ、脱炭素社会の実現に貢献していく所存です。