INTERVIEWS

それぞれが
納得する答えを。

プロジェクトエンジニア
2017年入社

入社の理由

大学では建築学科に所属し、人が「快適」と感じる温熱環境の研究をしていました。デザインではなく工学に興味を持っていたため、今の業界に惹かれたのは自然なことだったと思います。スケールや社会的役割が大きく、加えて、設備的要求、効率、合理性でデザインが決まるエンジニアリングの世界は、自分に合っていると感じていました。当社への入社の決め手はOBとの出会い。面白く、頭の切れる先輩に憧れたことがきっかけでした。

現在の仕事内容

私が所属するメディカルプロジェクトグループは、病院に特化した業務を行う総勢40名ほどの部署です。国内PJ部門の一つとして、設計を行うほか、病院経営、投資(国内・海外)専門とするグループも有しています。病院の建替だけでなく、建替検討から新病院の運営まで、病院の経営計画にシームレスに対応できることが大きな強みです。その中で私は、PJグループに属しており、現在はあるプロジェクトで工事業者との取合調整を行っています。取合調整は、現場で部材をうまく組み合わせるための業務ですが、病院建設では当社が請け負う本工事のほかにも、別の専門工事が入っている場合があります。それらの業者と図面上で調整を重ね、支障なく施工できるように設計を進めることがミッションです。病院の建設は、普通の建設よりも多くの部署が関わることが特長であり、各部署に適宜ヒアリングを行いながら設計をしていかなければなりません。時には、こちらの考えと相反する要望や工期的に難しいことも言われてしまいます。しかしながら、どこかで折り合いをつけ、納得できる落とし所を探ることは、難解なパズルを解くような快感があるんですね。まだまだ経験しなければならないことは多く、膨大な課題を一つひとつ解決していく地道な仕事には大変さを感じています。ですが、病院という特殊な建物を設計の観点から学べていることは、自分の成長に大きく寄与していますし、「調整すること」の楽しさを知った分、課題を解決できた時には大きな達成感と満足を得ることができています。

成長を感じたエピソード

当社では、たとえ若手であったとしても仕事を任せてくれるので、結果的に誰よりも自分がその仕事に関しては詳しくなっていたりします。すると上司はもちろん、お客様からも「担当者」として自分に問い合わせがくるようになります。そして、それに答える内にまたその仕事に詳しくなる。そうした成功体験を積める環境が、成長を促進させてくれていると感じますね。

海外での経験

現場訓練制度で8ヶ月間、海外のLNGプラントでの消火設備の検査を担当したのですが、お客様からの承認がなかなか得られず、非常に苦労しました。現場の厳しい基準に対応しきれておらず、先輩の助けを借りながら一つひとつ検討を進めていきましたが、やり遂げることができず現場を離れることに。悔しい思いをしましたが、設計の根拠や検査の基準を調べ、それらに基づいて顧客と議論するエンジニアの大原則を身をもって勉強できた経験でした。

これまでのキャリア

2017年
ヘルスケア事業部 病院設計・建設プロジェクト(国内) 詳細設計担当 (現場訓練)LNG精製プラント建設プロジェクト(オーストラリア) 建設フェーズのPJ担当
2019年
ヘルスケア事業部(現ヘルスケアソリューション部) 病院設計・建設プロジェクト(国内) 詳細設計担当
2021年7月~
2022年6月
建築設計事務所(意匠系)に出向
2022年
7月~
ヘルスケアソリューション部 病院設計・建設プロジェクト(国内)詳細設計担当

日揮グループのすごいところとは

問題を切り分けること、問題解決までの道筋を立てることに長けた人が多いと思います。また上司は、若手であっても本人次第で責任のある仕事を任せながらもサポートしてくれますし、仮に失敗しても原因を明確にして次に生かすことができればよしとする、エンジニア気質の懐の深さがあるのではないでしょうか。そうした環境の中で仕事で腕を振るっている社員は、プライベートも突き抜けて「すごい」印象ですね。

これから挑戦したいこと

当社のキャリアパスは千差万別なので、「何がしたいか」「どこで働きたいか」で悩むという話を聞いたこともありますが、色々挑戦したいというのが今の本音です。ただ、まずは建築設計を軸としながら、知識と経験を積んで、「エンジニア」と自信を持って言えるように成長したいと思っています。そして、プロジェクトの管理、設計、どちらの立場も分かる視野の広さを身につけていきたいですね。また、当社にいるからには、いつかは海外案件に取り組んでみたいと思っています。

みなさんへのメッセージ

私は、就職活動で方向性が定まっていなかった時ほど、様々な企業の説明会に参加しました。そこで社員の方の話を聞く中で、やりたいことが明確になったことを覚えています。また、「働き方」や「考え方」がかっこいいと思えるロールモデルに出会うことも多くなり、入社後の理想とする自分を思い描けるようにもなりました。ですので、やりたいことが分からないという方は、少し行動の範囲を広げてみるといいかもしれません。

Private

入社してから部内の先輩に誘われて、登山とクライミングをはじめました。今ではすっかりはまってしまい、多い時で月に1回は山に登っています。また、アマオケに入りたいと考え、チェロを弾くことも楽しんでいます。建設業界は繁忙期を予想しやすく、忙しい時はしっかりと働き、閑散期はぱっと仕事を切り上げるといった、メリハリをつけやすい環境だと思います。

Event

密かに楽しみにしているイベントは、「JGC3.0ランチセッション」という火曜日のお昼時に不定期で開催される社内交流会です。堅苦しいものではなく、「仕事をもっと楽しくできないか」というテーマで、社員が部署を超えて何かの役に立ちそうな小話をする集いです。ビデオ会議ですので現場からも参加できますし、毎回何かしらの発見があるので楽しく聴いています。

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