INTERVIEWS

ITによる効率化で、
次のステージへ。

DXエンジニア
2015年入社

入社の理由

大学では、国内外における再生可能エネルギーの経済的導入、エネルギーミックスについて研究していました。その一環で、サウジアラビアに滞在して太陽光発電に関する研究を行う機会があったのですが、現地で実証用発電プラントを立ち上げ、観測データの収集に協力いただいたのが当社だったのです。現地で出会った社員の方々、ビジネスフィールド、世界の発展に貢献していく理念に惹かれ、入社を決意しました。

現在の仕事内容

現在所属するデジタルプロジェクトデリバリー部では、プロジェクト遂行に関する各種業務のデジタルトランスフォーメーションを通じて、お客様に価値あるプロジェクトを提供(Delivery)することを目指しています。
プロジェクトマネジメントは当社の強みでありセールスポイントでもありますが、一点モノのプラント建設プロジェクトを遂行していくにあたって、標準化されない非効率なやり方、個人の能力に依存したやり方、人海戦術に頼ったやり方等、改善すべき点も多々存在していました。これまで気合と根性で乗り切っていた膨大な量の仕事を、デジタル化によってどのように効率化し、新たな付加価値を生み出していくかといったことを日々考えながら仕事をしています。システムの開発・導入・運用が主な業務となりますが、多くの部員は元々はITの専門家ではありません。各種設計エンジニア、調達バイヤー、建設エンジニア等様々なバックグラウンドを持つ人たちが、これまで抱えていた業務の課題を解決するために集まっています。私もプロジェクトエンジニアとしての業務知識をベースに、IT関連知識を日々学びながらシステムを開発し、実際のプロジェクトに導入し、運用を通じてプロジェクト遂行をより良い形に変革しようとしています。

成長を感じたエピソード

システム開発は全くの未経験でしたが、デジタルプロジェクトデリバリー部に配属されて早々に業務コミュニケーション管理システムの開発リーダーを任されました。要件定義を行ったうえで、システム開発ベンダーに開発業務を委託し、開発プロジェクトを進めていくのですが、何か問題が発生する度にプロジェクトリーダーとして最終判断を下さなければなりません。ただ、システム開発であってもプラントEPCで経験したプロジェクトマネジメントの知識・スキルは活用できます。問題に関して根本原因は何なのか、スケジュール・コスト・品質いずれを優先して対処するのか、重要なステークホルダーは誰なのか等様々な観点で現状を分析し、プロジェクトを前進させていきました。多くの問題を乗り越えてシステムリリースまで漕ぎつけた時、大きな達成感と自信が得られました。

海外での経験

新入社員研修を終えるや否や現場訓練と称してカタールの建設現場に半年間送り込まれました。
灼熱の砂漠に突如として現れる巨大な構造物にまず目を見張り、続いてそこで働く作業員の数に圧倒されました。右も左も分からない状況の中、外国人しかいない配管工事チームに放り込まれた時はどうなることかと思いましたが、日に日に仕事を覚えメンバーとの信頼関係を築いていきました。毎朝4時半から現場を駆けずり回る過酷な環境ではありましたが、頑張った分だけ工事が進みプラントが出来上がっていく現場の仕事は非常にやりがいのある物でした。

これまでのキャリア

2015年
プロジェクト部配属 ガス処理プラント建設プロジェクト(カタール)プレコミッショニング担当(現場駐在)
2016年
FLNGプラント建設プロジェクト(モザンビーク)プロジェクトエンジニア
2019年
ケミカルプラント(千葉)シャットダウンメンテナンス業務(現場駐在) プロジェクトコントロール部配属 見積案件を複数担当
2020年
デジタルプロジェクトデリバリー部配属 システム開発リーダーを担当後、グループマネージャーを務める。

日揮グループのすごいところとは

プロジェクトマネージャーに大きな権限と責任を与え、プロジェクト遂行を任せる点はすごいと思います。遂行中のプロジェクトでは一日の遅れが数千万円の損失に繋がることもあり、常に迅速な意思決定が求められます。プロジェクト状況を熟知するプロジェクトマネージャーが言わば社長となって判断し、人、物、カネを動かしていく。それだけ大変なポジションではありますが、多くの社員が憧れ、プロジェクトマネージャーを目指しています。

これから挑戦したいこと

新しい技術を用いたプロジェクトを立ち上げ、世界のエネルギー問題の解決に貢献するため、当社に入社しました。この目標に向け当面は、案件に携わる中でプロジェクトマネジメントスキルを磨きながら、技術的知見を幅広く身につけたいと考えています。その後中長期的には、案件開発の道を探っていきたいですね。日揮グループにしかできないプロジェクト、そんな技術的優位性を確立できればと思っています。

みなさんへのメッセージ

本質的に自分がやりたいと思っていること、将来なりたい姿を、その会社で実現できるかどうか、よく検討してみてください。辛く苦しいことがあっても、それがあれば乗り越えられると思います。プロジェクトエンジニアとして働き始めてしばらくは、知識が全く不足した状態で専門家との議論に入っていかなければならず、精神的に非常に辛いものでした。今でも知識不足、それによるプレッシャーは多く感じることがあります。それでもこの経験が必ず将来生きると考えることで、モチベーション高く働くことができています。

Private

最近自宅マンションのベランダを改造して、子どもを見ながらちょい飲みができるテラス席をDIYで作成しました。毎週末、何を飲むかまず決めたうえで、夕食を率先して作っています。同期や友人が遊びに来てくれるときはより料理に精が出ます。また、当社のテニス部の練習や試合に参加することも多いですね。家族連れで行っても受け入れてもらえるのは、嬉しいです。

Event

フットサル大会やビーチバレー大会など、社内のスポーツイベントにはいつも楽しく参加しています。海外から来日しているプロジェクトの顧客と一緒にチームを作って参加することもでき、さらに深くつながれるいい機会です。スポーツを通じてお互いを知ることができるので、普段の仕事もぐっと進めやすくなっています。

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