INTERVIEWS

コーポレート目線で、
舵取りをサポート。

財務企画担当
2014年入社

入社の理由

大学のゼミでは、経済モデルを作成し、統計学を用いて妥当性を実証分析する計量経済学を専攻。「世界で活躍したい」、「大きなことを成し遂げたい」という想いを抱きながら就職活動を進めました。大学での専攻が活かせそうな銀行や証券会社も視野に入れておりましたが、世界を舞台として活躍している当社に魅力を感じ、入社を希望しました。

現在の仕事内容

洋上LNGプラント建設プロジェクト(モザンビーク)のJV Deputy Finance Managerとしてフランスにあるパートナーのオフィスに駐在しています。仕事内容は、JVの資金管理、Invoice作成及び管理、決算・財務諸表の作成・レビュー、各国の税務対応、採算管理・分析など、多岐にわたります。簡単に言うと、財務面から個別案件の遂行をサポートする仕事で、非常に大きな裁量を与えられ、個別案件(=小規模な会社)のCFOを勤めるようなイメージとなります。
お金のやり取り、決算といった業務を滞りなく進めることはもちろんですが、プロジェクトの余剰資金を有効活用したり、為替変動に対する対策を講じることにより、利益に貢献することもできます。多くの国と界面を持ちながらプロジェクトを遂行するにあたり、各国の税務を把握し適切な対応を行うことも、重要なミッションです。
為替や地政学的事象で日々変化するビジネス環境に対して敏感に反応しながら、ビジネスにおける血液ともいえるお金を通じてプロジェクト遂行(経営)に携わっていることは、大きなやりがいだと思っています。
多様な人種・文化・価値観をもつ同僚との協業は非常に刺激的であり、多様性を持ちながら共通の目標に向かって業務にあたる日々は非常に充実しています。

成長を感じたエピソード

中国の海外現場研修で、IIF運動(Incident Injury Free:無事故、無傷害)のリーダーを任命されましたが、中国語が喋れず、途方に暮れていました。しかし、体当たりでコミュニケーションを取るうちに、自然と信頼関係が構築でき、安全意識も徐々に向上し、現場の雰囲気もより良いものとなりました。上辺だけではなく、心から接していくことが大切であると痛感し、どんな困難にも立ち向かえる精神力を身につけることができた経験です。

海外での経験

中国に駐在した際に、オーストラリア向けLNGプラントのモジュールヤードで施工管理業務を担当しました。JV(ジョイントベンチャー)の現場であり、中国人、オーストラリア人をはじめ、多くの外国人が集いプロジェクトを推進。文化も考え方も違うメンバーが集まった中で行う作業のコーディネーションは、とても大変でした。しかしながら、顧客から「このようなコーディネーションができるのは日揮グループだけだ」と言われたことは、今でもよく覚えています。

これまでのキャリア

2014年
財務部財務企画チーム配属 採算管理・分析業務、IR・格付け業務、間接予算管理、各種社内単価作成、投資案件の評価・モニタリング業務担当 LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア)に駐在 モジュールヤード(中国)現場訓練 建設施工管理業務担当
2015年
財務部財務企画チームに復帰 採算管理・分析業務、IR・格付け業務、間接予算管理、各種社内単価作成、投資案件の評価・モニタリング業務担当
2019年
日揮グローバル経営管理部財務グループPJ財務チームに異動 オーストラリア、アルジェリアを中心に遂行案件及び見積り案件の財務・税務サポート、
LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア)のJV Deputy Finance Manager、
LNGプラント建設プロジェクト(モザンビーク)のJV Treasury Managerを担当
2021年~
洋上LNGプラント建設プロジェクト(モザンビーク)のJV Deputy Finance Managerとしてフランスに駐在を開始

日揮グループのすごいところとは

受注産業である当社は、売上の大半を海外が占めており、マーケット状況、為替、地政学的なリスクなど、不安定な要素に囲まれてビジネスを行っています。そういった厳しい環境にもかかわらず、創業以来エンジニアリングビジネス一本で世界を舞台に闘い、成長し続けられるのは、ひとえに優秀な人財がいるからです。その「優秀な人財」こそが、当社の強みだと思います。

これから挑戦したいこと

当社の財務部では、財務のスペシャリストになるための育成方針が設けられています。経理業務や各国の税務対応など、経理、財務、税務、すべての業務を経験することが可能です。入社以来、コーポレートファイナンス、日本税務、国際税務、個別プロジェクトでの全般的な財務担当の経験を積むことができています。引き続き、財務スペシャリストとしての専門性を磨きながら、ビジネスマネージャーなどのポジションでより広くプロジェクトに貢献できる人財となれるように欧米の客先とのコミュニケーション方法などを学んでいきたいと思います。

みなさんへのメッセージ

内定をもらうためだけに就職活動を行うと、お金も時間も心も浪費してしまいます。ぜひ、会社や人との出会いを大切にしてください。そこから新たな価値観が生まれることもあるかもしれません。自分の能力や経験に固執することなく、柔軟な心で取り組むと良いと思います。また、どんなに些細でも「自信と責任を持ってやりきる」「粘り強く継続する」といった経験を重ねることで、より魅力的な人間になれると思います。そういった姿勢は就職後にも大切なのです。

Private

大学から合唱をはじめ、現在も積極的に活動しています。平日夜の練習に加え、休日のほぼすべてを合唱に費やす日々です。多くの人や作品と出会い、本物に触れることで人生がどんどん豊かになっていると感じますね。本気だからこそ溜まるストレスは仕事で発散。仕事のストレスは合唱で発散と、相乗効果も生まれています。

Event

所属する経営統括本部を中心として、定期的にフットサルを楽しんでいます。年次にとらわれずに多くのメンバーが集い、和気あいあいと汗を流し、その後は無礼講で打ち上げ。仕事では見せない一面が見られますし、ここを接点としたメンバーは、仕事でのやり取りもスムーズになりますね。仕事に限らない相談にも乗ってもらっています。

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