INTERVIEWS

AIやデータサイエンスの
技術でビジネスに変革を。

データサイエンティスト
2014年入社

入社の理由

大学では、人が日常的に使用する言語をコンピュータで分析する、「自然言語処理」と呼ばれる分野を主に学んでいました。具体的には、過去の裁判事例が記載された「判例文」や、政府が国民に意見を公募する「パブリック・コメント」などに着目し、情報を抽出していく研究です。また、この研究分野の背景知識を学ぶことを目的に、他の研究科の講義に参加し、理解を深めていました。このようにして、自分自身が専門的な知識を学んできたからこそ、様々な分野の専門家とともにチームとなって働きたい。そんな想いを日揮でなら実現できると考え、志望しました。

現在の仕事内容

グループ基盤DX部は、日揮グループ全体のデジタル基盤の構築や運用を担う部署です。中でも、私の所属するデータ分析基盤課では、“データに基づく高度な意志決定を実現する”というミッションを掲げて日々活動しています。具体的に行っているのは、社内でデータを蓄積していくための「データ基盤」の構築と運用です。社内のデータを利活用しやすい形に変換した上で、データ基盤への取り込みを行っています。また、データの利活用を目的とした支援ツール、「Business Intelligence」の全社に向けた導入や利用促進も、私の担当の一つです。その他にも、データサイエンスやAIを駆使しながら各部門の抱える課題を解決していく、データサイエンティストとしての役割も担っています。

成長を感じたエピソード

チームリーダーとして初めて担当した「AI(OCR)システム社内導入プロジェクト」が、今でも強く印象に残っています。このプロジェクトで、システム導入における投資対効果の評価から、予算確保、連携する既存システムとの調整、そして導入後の運用や活用支援まで、一貫してすべての工程を経験することができました。また、この領域においては社内で私が一番詳しくなったことで、自信にもつながりましたね。結果、より一層責任感を持って仕事ができるようになり、一回り成長できたのではないかと思います。

海外での経験

入社して間もない頃、「図書管理システム」の開発を担当しました。この「図書管理システム」とは、日揮が大量に扱う図面の管理を一挙に担うもので、横浜本社のみならず、海外の関連会社や現場オフィスでも利用される非常に重要なシステムです。そのため、システムのリリース時にはフィリピンやベトナムにある日揮のグループ会社に単身で出張し、新システムの使い方のレクチャーなども含めた導入支援を行いました。プレッシャーや緊張感も多くありましたが、開発から導入支援まで自分で責任を持って周りをリードした経験は、私の糧になっていると実感しています。

これまでのキャリア

2014年
LNGプラント現場訓練(マレーシア)
2015年
図書管理システム開発担当
2017年
AI(OCR)システムの導入と連携機能 開発リーダー
2018年
RPA導入プロジェクトのリーダー
2019年
データ分析基盤の構築プロジェクトリーダー
2020年
育児休職(3か月間)
2021年
Deep Learning(画像解析)を用いた新規事業支援

日揮グループのすごいところとは

社員一人ひとりの向上心の高さと、お互いの専門性を尊重し合える風土です。周りは常に努力をされている方ばかりで、自分も頑張らなければと励まされます。また、様々な専門性を持つ人がチーム一丸となってプロジェクトに取り組む必要がある日揮だからこそ、個人の持つ専門性が評価され、互いに認め合う文化が育まれているのだと思います。年次に関係なく誰もが活躍できる風土は、日揮の魅力の一つですね。

これから挑戦したいこと

AIやデータサイエンス領域のスペシャリストを目指していきたいです。現在、日揮では従来のビジネスの遂行に加え、新規事業の開拓を積極的に行っています。実際に、私も新規事業の一つである「陸上養殖事業」に参画していて、AIを用いたソリューションを提案・開発しているところです。純粋な技術力だけではなく、ビジネス力も求められるという大きな挑戦の中で、全体を俯瞰しながら課題を把握し、解決策を提示できる「AIプランナー」としてのキャリアを磨いていきたいと思います。

みなさんへのメッセージ

ぜひ好奇心を持ってたくさんの社会人の方との会話を楽しんでもらえたらと思います。就職活動は、様々な業界や業種の方々が喜んで話を聞かせてくれる貴重な機会です。特に就職活動の前半は、あまり選り好みせずに、興味のない業界も含めて一度話を聞いてみることをおすすめします。意外な発見や本命の業界を別の角度から見ることができるかもしれません。少ない時間の中で大変かと思いますが、意識的に視野を広げ、有意義な就職活動にしてもらいたいです。

Private

最近は、社会人向けの大学プログラムに通っており、休日にも参加しています。また、家族と一緒にのんびり過ごしたり、学生時代からの趣味のボルダリングを楽しむことも多いです。仕事とプライベートをどちらも充実させるため、早めにスケジュールを立てることを意識しています。「時間があれば」と考えているといつまでも実現できませんので、仕事と同じように優先順位をつけながら、休みを満喫することを心がけています。

Event

2019年4月より、社内の有志活動の一環として機械学習(AI・データサイエンス)の勉強会を毎週実施しています。対象者は、日揮グループのすべての方です。そのため、様々な部署から参加者が集まり、新しいつながりが生まれる場にもなっています。また、データサイエンス分野の新規案件立ち上げや、日揮社内でのAI活用推進にも寄与しています。

#TAGS
  • ALL
  • 事業
  • プロジェクト
  • DX
  • 理系
  • 文系
  • 女性活躍
  • 設計
  • 開発
  • マネジメント
  • 機械・設備
  • 新規事業
  • コーポレート
  • 一覧
  • 組織
  • 制度
  • 採用情報