INTERVIEWS

安全、低コスト、
高効率を実現できるプラントへ。

電気エンジニア
2014年入社

入社の理由

高専から大学院へと進み、どちらもパワーエレクトロニクス技術に関する研究を行っていました。同じ技術の研究ではありましたが、アプローチ方法が異なっており、一つのことを多面的に見る大切さやおもしろさを実感しました。そうした経験を経て、プラントエンジニアリングにも同様の魅力を感じたことが、当社を選択した理由です。様々な人・モノ・会社が関わりながら、プラント建設という一つの目標に向かって一丸となることに惹かれました。

現在の仕事内容

私が所属する電気計装システム部の役割は、プラントで使用される多種多様な機器に電力を供給するための設計を行うことです。電気はプラントを動かす血液ともいわれており、その重要性は説明するまでもありません。しかし、単純に電気を送れるようにすればいいというわけではなく、重要になるのは安全かつ低コスト、そして、効率的であることです。これはプラントの安全性や経済性だけではなく、自然環境にまでつながっていく重要な視点。それらを意識しながら、発変電・送配電設備、動力関連の設計を行うことが主な仕事になります。一方、プロジェクトによっては設計以外の仕事を任されることもあります。現在は、イラク向け石油精製プラントプロジェクトに参加しており、そこでの担当は電気工事設計に加えて、電気バルク材ベンダーとの渉外活動です。どちらの業務も、他部署、グループ会社、社外との関わりが多くありますが、その分、まとめ上げることができた時は、大きなやりがいを感じることができています。

成長を感じたエピソード

現場訓練生として参加した、ベトナム製油所プロジェクトは自身の土台づくりに大きく寄与したと思います。駐在を開始した頃は、杭打ち作業の真っ只中でした。まずそこで、新入社員ながら複数の工事会社のコーディネーション業務を担当。そして、その半年後に電気エンジニアとして着任しました。分からないことが多々ある中、上司などに指南をしてもらいながら電気工事に加え、電気試験も一通り経験できました。本格的な現場にはじめて参加したこのプロジェクトを通し、日揮の現場工事の一連の流れ、電気業務の基礎が形成されたと思います。

海外での経験

極寒の地、ロシアの北極圏、ヤマル半島でのLNGプラントプロジェクトは忘れることができません。そこでは、電気セクションのアシスタントリードエンジニアという立場で、現場で起こる電気関連のトラブルシューティングを行っていました。ヤマルは現地語で「最果て」という意味です。キャンプは二人部屋で、真冬の気温は零下40度。風が吹くと体感温度はさらに低く感じます。この極限の地を経験すると、世界中のどんなところでも生きていけると思えるほど、貴重な経験となりました。

これまでのキャリア

2014年
マレーシアの洋上LNGプラントプロジェクトの電気設計担当
2015年
現場訓練生としてベトナムの石油精製プラント建設現場に駐在。
2015年
電気エンジニアとしてベトナムの石油精製プラント建設現場に再駐在。
2017年
アシスタントリード電気エンジニアとして国外・国内火力発電所、見積もりプロジェクトを担当。
2017年
電気アシスタントリードエンジニアとしてロシア北極圏のLNGプラント建設現場に駐在。
2018年
電気エンジニアとしてカナダのLNGプラントプロジェクトの電気詳細設計業務担当。
2020年
電気セクションリードとしてカナダ国に建設予定のLNGプラントプロジェクトの中国モジュールヤードに駐在。
2021年
電気工事設計エンジニアとしてイラク国における石油精製プラントプロジェクトの電気詳細設計業務担当。

日揮グループのすごいところとは

最善を尽くし、最後まで絶対諦めずにやり遂げる力は、日揮ならではだと思います。私たちは、プラントを設計・建設する上で起こり得る様々なリスクを洗い出し、それぞれに対して最適な対策について思慮します。しかし、それでも不測の事態は幾度となく発生してしまうものです。そこで諦めず、全員の知恵を結集して最善の対応を行い、解決に向けて一丸となる。そのように、プロジェクトを完遂させるために常に全力投球なので、経験を積むほどに人間力も高めることができます。

これから挑戦したいこと

変わりゆく世の中の流れを見越して、今、日揮は変わっていこうとしています。その変化は会社だけではなく、個人単位でも必要なことです。柔軟な対応をするためにできることとしては、現在のプロジェクトに全力で取り組みながら、他のプロジェクトや分野にもアンテナを張ることだと考えています。そうやって、これまで学んできた専門知識をベースとして、多方面の知識も吸収し、+αが生み出せるエンジニアになることが今後の目標です。

みなさんへのメッセージ

就職活動という貴重な時間を通して、本当に自分がなりたいと思う姿は何か、成し遂げたいことは何かについてイメージしてほしいと思います。そのためには、興味のある会社の説明会や様々な人と会い話す機会を増やすことが必要です。そして、そのやりたいことが、今行っている研究や活動と直結していなくても問題ありません。私自身も、自分がやっていた研究とは違うプラントエンジニアリング業に強い関心を抱き、人柄に惹かれて入社をしましたが、毎日が充実しています。

Private

オフィス勤務だと、平日はなかなか体を動かす機会がありません。そのため、週末にロードバイクでサイクリングをしてリフレッシュをしていますね。もともとは、ベトナム駐在中にキャンプの日本食がおいしくて、体重が増加してしまったことによるダイエット目的ではじめた趣味です。今となっては、当初の目的は薄れ、サイクリングで様々な景色を眺めるのが好きになり、箱根や富士山に登るほどのめり込んでいます。

Event

感染症の影響でなかなか実施することができていませんが、電気部の現役とOBの方々が集まる交流会は好きですね。普段ともに仕事をする社員はもちろん、他部署に異動された先輩やOBなど滅多に接する機会がない方々も参加されます。特に6月に実施しているBBQ大会は家族を交えて参加することができるので、仕事では見せない一面も垣間見れ、距離がぐっと近づく感じがします。

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