INTERVIEWS

ニーズの変化を乗り越え、
感動を何度でも。

電気エンジニア
2008年入社

入社の理由

電気電子工学を専攻し、大学院ではプラズマイオン注入法による医療用向けシリコンシートの研究を行っていました。そうした経験から、社会に出たら医療関連で役に立つ仕事に就きたいと考えていた一方で、ナノ・マイクロの世界ではなく、物理的にもっと大きな規模で役に立ちたいと考えるようになったのです。そして、地図に残る壮大なプラントを作る当社の事業内容に惹かれ、入社を志望しました。

現在の仕事内容

現在携わっているのは製剤・原薬工場のプロジェクトで、その中で電気設備の設計を行い、建設現場で設計通りに問題なく施工が行われているかの確認に加え、問題があった場合の対応を行っています。顧客のニーズに応じた最適な工場を作ることが我々の目的ですが、一つのニーズに応えることで様々な影響が発生することが多々あるため、その都度調整を行わなければならないことが難しいポイントです。顧客のニーズは随時、状況により変化し、その状況下の中で最適解を模索しなければなりません。また、一連の流れの中で、様々な設計部門や協力会社から色々な意見、提案、問題が挙げられます。これらをコントロールしながら進めることも我々の業務です。そうした中で、やりがいを感じられるのは、やはり機器に電源が入った時。受電はプロジェクトの大きなマイルストーンであり、その瞬間は毎回非常に感動します。ただ、その後の試運転で各機器に電源を送るのですが、機器がうまく動かないこともあるんですね。その問題の解決には大抵苦心をすることになります。しかしその分、解決した時には受電の時よりも感動することができるんです。そうした感動を何度も味わえるのは、この仕事の大きな特長かもしれません。

成長を感じたエピソード

ある現場で建設終盤に電気設備における施工監理を行ったのですが、全員が団結していたにもかかわらず、各情報が正確に共有されていなかったことで、スケジュール通りにいくか不安な状況となってしまったことがありました。その状況を打開すべく、短時間で各担当が記入でき、簡単に情報共有ができる資料を作成しようと考えて実行に。結果的に何を優先すべきなのかが明確になり、協力会社の方から「あなたがいて本当によかった」と言われた時は、喜びとともに自分の成長を感じられました。

海外での経験

入社8年目にフィリピンでの建屋モジュール建設現場の電気リードエンジニアを担当した時のことです。スケジュール管理、施工状況の管理、現場での指示、問題解決など、様々な業務が必要となりました。それまでは設計者として業務を行っていましたが、はじめて人を動かし、管理する立場に立った経験です。この経験から、現場がどのように動いてくれればありがたいのかを理解することができ、どんな立場であっても何をすればプロジェクトに貢献できるかを学べました。

これまでのキャリア

2008年
エチレンプラント建設プロジェクト(サウジアラビア) 詳細設計担当
2010年
エチレンプラント建設プロジェクト(サウジアラビア) 現場駐在
2011年
LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア) 詳細設計担当
2015年
LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア) 建屋モジュールヤードフィリピン現場駐在
2016年
LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア) 現場駐在
2018年
LNGプラント建設プロジェクト(モザンビーク) 見積担当
2019年
バイオ原薬棟建設プロジェクト(国内) 詳細設計担当
2020年
合成原薬製造棟建設プロジェクト(国内) 見積担当
2021年
合成原薬製造棟建設プロジェクト(国内) 詳細設計担当

日揮グループのすごいところとは

プラントの設計・建設では、国内外を問わず、必ずと言っていいほど不測の事態が発生します。それは社内起因だったり、外部起因だったり、既知だったり、未知だったりと様々です。そうした状況に対して、どんな場合でも柔軟かつ適切に対応できる社員が、当社には多くいます。「どうしようもない」「しかたがない」という後ろ向きの姿勢ではなく、「○○してみたらどうか」「まずは○○してみよう」と前向きな姿勢を保ち続けられるのが当社のすごいところだと思いますね。

これから挑戦したいこと

12年間、海外設計・現場を経験し、国内設計部門に異動して2年目となりました。国内と海外では、プロジェクトの規模、設計手法、業務の進め方は異なりますが、海外設計・現場で身につけたノウハウの中で、国内設計・現場に生かした方がよいものを見極め採用し、より効率的な設計業務、現場対応を実現させていきたいです。そして、ゆくゆくは当社のスタンダードとなるものを確立したいと思っています。

みなさんへのメッセージ

会社選びのポイントは、入社後にどんな環境を与えてもらえるかだと思います。当社では、常に学ぶことを求められ、経験が10年を越えたからといって仕事が楽になることはなく、今までの経験を生かして、さらなる飛躍を求められる環境です。大変ですし、苦しい時もありますが、それを乗り越えれば、必ずやりがいや成長を感じられます。ぜひ、自分のなりたい将来像をイメージして、会社選びを行ってください。

Private

休みの日は大体子どもと遊んでいます。わんぱく盛りの男の子2人なので、動きが激しく常に汗だくです。ですが、その汗とともに仕事のストレスも流れるので、毎週すっきりと月曜日を迎えられています。現場に駐在している時は子どもに会えず寂しいのですが、この期間があることで改めて家族の大切さや尊さを認識することができています。

Event

社内のビーチバレーボール大会が好きですね。参加することで、普段の業務では関わりがない方とも交流することができています。社会人生活は長いので様々な巡り合わせがありますが、この大会で出会った人は、後に必ず何らかの業務で一緒になりました。初対面ではなかったので業務を円滑に進めることができましたし、やはりこうした交流はその場が楽しいだけでなく、後々につながってくるので大切したいですね。

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