INTERVIEWS

世界を震撼させる
プラント設計を。

シビルエンジニア
2015年入社

入社の理由

土木工学を専攻していた大学時代、「タイの豪雨に伴う、斜面崩壊危険度の将来予測」について研究していました。その中で、海外研究員の方々とのやりとりや、海外での論文発表、さらには留学を通じて海外での仕事も経験し、海外で働くことに対する興味を抱きました。また、日本の偉大な先輩方が残した功績の大きさを、国外から感じたことも覚えています。就職活動では、この経験を軸にして企業を検討。日揮であれば、自分の強みを活かしながら、「日本の代表」として「世界の第一線」で活躍できると考え志望しました。

現在の仕事内容

日揮で扱うすべてのプラントの礎を設計するプロフェッショナル集団。それが、私の所属するシビル建築部です。案件によって様々な制約がある中、土質力学・構造力学・水理学などの深い専門知識を駆使しながら、最適なプラント設計を導き出します。その設計対象は、地下埋設物、コンクリート、パイプライン、港湾構造物の4分野です。幅広い分野を扱っているため、各専門分野の担当と協力しながら業務を進めていくことが欠かせません。中でも私が担当している業務は、パイプライン・港湾構造物のプラントの基本設計の構築です。ミッションは、顧客のニーズを満たした上で競争力のあるプラントを設計していくこと。そのため、顧客のニーズを深くまで汲み取ることはもちろん、専門知識を有したコンサルタントや建築会社様との連携は、日頃から大事にしています。

成長を感じたエピソード

入社してからしばらくの間は、本当に分からないことばかりで、自分自身でも何が分からないのかを理解できていないような状況でした。一方、日揮では若手社員であっても“会社の代表”として仕事を任せてもらえる機会が数多くあります。こうした環境に身を置くことで、常に疑問を持つように意識して自分から先輩に質問をしたり、積極的に文献から知識を吸収するようになり、少しずつではありますが成長も実感できてきました。今でもお客様の前で最適な説明ができなかったり、英語を上手く使いこなせなかったりと、未熟さを感じる部分もありますが、そこら中に成長のチャンスはあると感じています。

海外での経験

最も印象に残っているのは、出向者として一人で香港の海外コンサル会社に一年ほど駐在した経験です。慣れない土地で、かつ経験のない再生エネルギー事業のコンサルティング業務により、非常に苦労したことを覚えています。さらに、赴任して一ヵ月後に大規模デモがはじまってしまい、朝は電車が動かない、同僚がデモに参加して催涙スプレーを浴びてしまうなど、驚きの連続でした。プロジェクトの終盤にはCOVID‑19が流行しはじめていましたが、業務形態を適切に変えながら対応することで、進行ペースを落とさず無事にチームで仕事を完遂。最終的に多くの知見を得られたと感じています。

これまでのキャリア

2015年
シビル建築部に配属
2015年
LNGプラント建設プロジェクト(タイ・モジュールヤード) 現場訓練
2016年
ガス&石油分離設備プラント (アルジェリア) 鉄骨詳細設計担当
2017年
LNG受け入れ基地建設プロジェクト (フィリピン) FEED担当
2018年
FSRU建設プロジェクト (パキスタン) FEED担当
2019年
海外コンサル(企業派遣制度) 再エネ(アジア諸国)テクニカルデューデリジェンス/FS/FEED担当
2020年
洋上風力着床式基礎設計技術開発業務
2021年
FSRU建設プロジェクト (フィリピン) FEED担当
2021年
医薬品工場建設プロジェクト (マレーシア) FEED・見積設計担当
2022年
Floating LNGプラント建設プロジェクト (マレーシア) FEED・見積設計担当

日揮グループのすごいところとは

国内外での多数の実績に裏づけされた、人材の豊富さと蓄積されたデータ量です。日揮で保有する過去のデータや情報は、仕事の参考文献として扱われています。また、過去の失敗から得た教訓や部署としての指針についても、しっかりと文書化されてまとめられています。こうした実績データはすべてのプロジェクトの課題解決の基盤です。この基盤を軸に、専門家に相談することで、プロジェクトに潜むリスクを検出し、今日の円滑な遂行を支えているのです。

これから挑戦したいこと

自分の可能性を狭めることなく、やりたいと感じたことに挑戦していきたいですね。世界中で脱炭素が叫ばれる中、日揮も変革期を迎えつつあります。この契機を私自身のチャンスと捉え、今後さらに海外で活躍できる人材へと成長していきたいです。その実現に向け、今は専門分野の技術力の向上に集中し、将来的にはどの分野でも通用できるようなシビルエンジニアを目指していきたいと思います。

みなさんへのメッセージ

自分にも企業にも嘘をつくことなく、就職活動に励んでください。仕事のやりがいや給与、社会的地位など、様々な要素から企業を検討していくと思いますが、まずは自分にとって何が大切なのかを考えてほしいと思います。自分を見つめ直すことによって、仕事の適性や将来どうなりたいかが見えてくるはずです。その上で、説明会や面接を通じて自分自身を知ってもらうとともに、みなさんも企業への理解を深めてください。結果、ミスマッチングがなくなり、両者がともに幸せになれると信じています。

Private

休日は、家族と一緒に過ごすことが多いです。いちご狩りや栗拾い、魚釣り、さらにはプールなど、その季節ならではの「今しかできない」体験は、仕事にも活かせると思っています。また、大学時代の友人達と行っているフットサルも、休日の楽しみの一つです。異業種で活躍する友人と話をしながら体を動かすことで、刺激を受けつつリフレッシュできています。

Event

現場訓練制度で一緒にタイに派遣された同期7人とは、今でも定期的に飲みに行ったり、旅行に出かけたりしています。ここ数年はCOVID‑19の影響で思うように集まれていませんが、過去にはスキーやキャンプ、温泉目巡り、さらには台湾旅行にも行きました。7人とも異なる部署に配属されたことが幸いし、業務上分からないことがあればすぐに頼れる心強い同期です。いつかまた7人で、仕事ではなく旅行でタイに行きたい。これが最近の仕事のモチベーションです。

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