INTERVIEWS
変革をしていくための
力になる。
- ITエンジニア
- 2009年入社
入社の理由
ウェアラブルバイタルセンサの開発と、センサからの情報を集約・表示するデータウェアハウスの研究を大学で行っていました。漠然とシステム開発で社会インフラの仕組みを変革する仕事がしたいと考えていましたが、日揮に興味を持ったのは、先輩社員が研究室訪問の際にしてくれた、砂漠の上にプラントを建設している話に衝撃を受けたことがきっかけです。そして、インターンシップに参加し、様々な難しい課題をIT技術で改善・解決していくところに魅力を感じて入社を決意しました。
現在の仕事内容
ITの力を活用して、必要な人に、必要な品質で、必要なタイミングで情報を届ける。それが、私たちの大きな役割です。そして、効率的かつ安定的なプロジェクト遂行と顧客満足度の高いオペレーション&メンテナンスの実現支援に貢献することをミッションとしています。ITマネジメント部は、大きく二つのグループに分かれており、そのうちの一つは、設計部門が使用する設計ツールや図書管理システムの新機能の企画・開発・修正改善・運用支援・維持管理です。新しい機能を開発することにより、業務の大幅な効率化を実現させることが目的です。これは、日揮が掲げている「ITグランドプラン2030」にもつながるものとなります。そしてもう一つは、プロジェクト遂行における見積業務や遂行支援です。私は、部内の業務ローテーションを活用し、どちらの業務にも携わっています。
成長を感じたエピソード
見積業務における、IT Lead EngineerとしてJoint Venture (JV)間のIT System Formation策定を実施したことがありました。最近では、プロジェクトの巨大化・複雑化によってJVを組むケースが多くあり、社内だけではなく、JV相手ともITに関する調整を行う必要があります。JVパートナー4社の要望を聞き、一つのIT遂行プランに落とし込むのは大変でした。しかし、自身がリードし、客先要求・遂行リスク・代替プラン・各社のシステム運用経験をもとに、最適なプランをJV一体となってつくり上げるところにやりがいを感じました。この経験を通じて、業務に対する視野も広がり、プロジェクト調整力も磨かれたと思います。
海外での経験
新入社員研修の一環で、サウジアラビアの現場に半年間プレコミッショニングエンジニアとして派遣されました。プレコミッショニングとは、プラントを試運転する前の、配管内の清掃、機器の洗浄、気密テストなどを行うことを指します。これらの作業手順をプランニングし、現場監督や作業者に説明・当日の指示をするという役割でした。現場作業の実施のためにはとても多くの段取りがあり、スケジュールを睨みながら関係者を巻き込み、計画的に人・モノを準備しなければならないところに苦労しましたが、計画通りに作業が完了できた時、大きな達成感を感じること出来ました。
これまでのキャリア
- 2009年
- 社内システム 開発担当
- 2012年
- エンジニアリングシステム 運用担当
- 2014年
- 複数プロジェクトのインフォメーションマネジメント担当 LNG設備近代化プロジェクト(マレーシア) LNGタンク増設プロジェクト(マレーシア) 石油精製・石油化学コンプレックスプラント建設プロジェクト(ベトナム)
- 2018年
- 製油所の増設プロジェクト(インドネシア)見積りIT LE 担当
- 2019年
- エチレン製造装置新設プロジェクト(アメリカ) FEED IT LE担当
- 2021年
- LNG受入基地建設プロジェクト (台湾) 見積りIT LE担当
- 2021年
- 船上LNG製造装置新設プロジェクト(マレーシア) FEED IT LE担当
日揮グループのすごいところとは
相手がどのようなポジションであろうと、忖度なしに自分の考えを主張できるところは、日揮ならではだと思います。その考え、主張に筋が通っており、リーズナブルであれば尊重してもらえます。それに加え、若手のうちから責任のある仕事を任せてくれるところも魅力ではないでしょうか。社内外の関係者を巻き込み業務の計画を立てる、顧客の前に立って説明をするなど、業務の中心に身を置き様々な経験をすることが可能です。そのため、成長スピードも自ずと速くなりますね。
これから挑戦したいこと
現在は、EPCプロジェクトをITの側面から遂行・サポートしていますが、EPC全体をコーディネーションする側として活躍してみたいと思っています。設計・調達・建設部門、間接部門、客先と一緒になってEPCを回す側になりたいですね。また、海外・国内小型ジョブで、自身のコアであるIT技術を用いてプロジェクト全体の業務改善・改革に挑戦していきたいとも考えています。
みなさんへのメッセージ
学生のときはITを活用して大きな仕事がしたいという漠然としたビジョンしか持っていませんでしたが、インターンシップに参加し実際に業務を体験することで、その企業の文化に触れることができ、この会社で働きたいと思うようになりました。
皆さんも、自分が望んだ仕事ができる企業と出会うためにも、日々の情報収集や自己研鑽は怠らないようにしてください。例えば、興味を持った会社のインターンシップに参加したり、その会社に就職した卒業生を調べてアポを取って訪問したりしてみてください。
Private
週末は、子どもと公園巡りをしています。行ったことのない大きな遊具がある公園をGoogle Mapで探すのが楽しいですね。感染症が流行する前は、近場を含めて旅行に行くことも多かったです。また、休日に限らず、心と体をリフレッシュするために毎日1時間走っています。