日揮のビジネス
「これまで」を礎に、
新たな領域へ
Toward a new field based on the past.

目指すべき姿

いつの時代にあっても、産業、ひいては社会の基盤を支える存在でありたい。
1928年の創立から、一人ひとりがこの想いを原動力として、
私たちは時代の変化に合わせて変革を繰り返してきました。
そして、世界の状況が劇的に変化している今、新たな変革が求められています。
人口増加に伴うエネルギー需要が向上する中で、いかにCO2の排出を抑えるか。
声高にさけばれるゴミ問題や高齢化社会、インフラの整備。
こうした世界における社会課題をこれまでに培ってきたものを活かして解決することが、
これからの日揮グループが目指すべき姿であると私たちは考えています。

Enhancing planetary health

“人と地球"の健康は密接に関係しており、この2つを追求していくことで、豊かな未来を創っていく。
新たに定めたこのパーパス(存在意義)を道標とし、かつてない変革に果敢に挑みます。

Summary

積み重ねた力を活かし、変革する

設計・調達・建設を一貫して遂行する「EPC事業」をビジネスモデルとし、オイル&ガスを中心としたフィールドで、様々なプロジェクトを遂行してきました。巨大なプラントの建設には、基本計画、スケジュール、膨大な機器・資材、コスト、品質、多国籍な人的リソース、安全など、あらゆる要素が複雑に絡み合います。これを総合的にマネジメントし、定められた納期で完工するために必要である「プロジェクトマネジメント」と呼ばれるビジネス手法を、私たちは磨いてきました。
今後、この能力をベースに「Enhancing planetary health」を実現させるため、EPC事業を多様化し、発展させていきます。それに加え、ビジネスフィールドは新たな5つへと多角化させていきます。

Business Model

EPC事業
その技術とノウハウは世界中で

プラント建設などのプロジェクトは、時間、資金および品質について、一定の制限下で目標通りに完成させるべく経営資源や技術・情報などを、統一された思想のもとに計画立案・組織化し、遂行されています。その中には、設計(Engineering)調達(Procurement)建設(Construction)という3つのフェーズがあり、この頭文字をとって、エンジニアリング会社の事業は「EPC事業」と呼ばれます。

まず、最小のコストで最大限の利益を上げる提案を行うため、最上流に位置する「フィージビリティスタディ」で、プロジェクトを取り巻く環境の調査・把握・分析を行います。ここで決定された事業設備計画に沿って、顧客要望を実現するための基本設計「FEED」を行い、それらをベースにしながら他社よりも競争力のある「見積」を提出。晴れて受注となり「契約調印」された後、基本設計を具体的な形に「設計(Engineering)」し、機器や資材を世界中から「調達(Procurement)」し、チームをまとめて「建設(Construction)」をしていく。

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建設が完了すれば、「試運転」で品質を確かなものとしたところで引渡しを行い、運営・保全へと進みます。この図のように流れるそれぞれのフェーズが緊密な連携を保つことで、プロジェクトを成功へと導いていきます。
プラント設計に必要なすべての分野を熟知した経験豊富な技術者。複雑で高度な管理が要求される調達業務で、品質・納期・価格のすべてを最適化できるマネジメント力。長年にわたり蓄積してきたノウハウで、予期せぬ問題にも的確に対処できる建設サービス。そういったEPCにおける強みを活かしながら、1928年の創立以来、日揮グループは日本および世界各地でオイル&ガス分野を中心に、幅広い分野のプラントや施設におけるプロジェクトを、80ヶ国、2万件以上も遂行してきました。

Project Management

プロジェクトマネジメント
顧客要望に応え続ける
独自のプロジェクトマネジメントシステム

私たちがつくりあげるプラントは、数多くの異なった要素や機能で構成される複雑なシステム総合体です。それは、経済性に優れているだけでなく、信頼性、安全性が保証され、かつ運転・保守が容易であり、周辺環境への配慮も必要となります。日揮グループが、これらの条件を満たしながらスケジュール通りに建設工事を完了することができる理由は、高度なエンジニアリング技術と独自のプロジェクトマネジメントシステムを駆使していることにあるのです。
総責任者であるプロジェクトマネージャーを筆頭に、専門エンジニア、各部門のスタッフで構成された、豊富な経験と技術を兼ね備えたプロジェクトチームが、基本計画の立案、スケジュール、コスト、品質、安全のコントロールに全力を注ぎ、膨大な機器・資材、多国籍のマンパワーリソースをグローバル規模で調達。そして、設計、機材調達、建設、オペレーション、メンテナンスに至るプロジェクトのすべてのフェーズにわたって、総合的なプロジェクトマネジメントを実施することで、顧客の要求を満たすプラントを実現しています。

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この挑戦が、
世界を支えていく

100年に迫ろうという長い歴史の中で、
2万件以上のプロジェクトを通して培った技術と英智をベースとして、
EPC事業を多様化し、ビジネスフィールドを多角化する。
そして、社会が抱える課題を解決していく。
このビジョンは、劇的な変化を続ける世界に豊かな未来をもたらすだけでなく、
日揮グループ自身が持続的な成長を遂げていくためにも必要なことです。
私たちが成長し続ければ、何十年後、何百年後、何千年後まで、
人と地球の健やかな未来を描き続けることができる。
そう信じて、かつてない大きな変革に挑戦しています。

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