システムエンジニア(2019年入社)
理工学部化学科 卒

新たなプラットフォームを
産業界へ。
その気概がDX推進の
エネルギーとなる。

社会貢献度の大きさに惹かれ
日揮へUターン

「ITエンジニアとして、様々な業界の仕組みづくりを通じて社会に貢献したい」。そんな志のもと、新卒で入社したのが日揮グループのシステム開発会社でした。その後、スキルや経験の幅を広げようと、グループ外の会社に転職。そこで経験を積むうちに、やはり改めてエンジニアリングビジネスを突き詰めていきたいという想いが強くなっていき、再度日揮に転職する道を選択しました。私のようないわゆる“出戻り社員”は日揮では決してレアケースではなく、周囲も違和感なく受け入れてくれています。この懐の深さも日揮らしさでしょう。 1社目の日揮のグループ会社では、SEとして海外EPC案件で使われる情報システムの運用と再構築を担当しました。資材管理などを行うシステムです。また日揮のプロジェクトマネジメント手法をパッケージ商品として外販するビジネスにも携わりました。同社では約7年の経験を積みました。その後転職した大手自動車メーカーではサプライチェーンに関するシステムの開発・運用に携わりました。ここで10年以上に渡り経験を積んだことで、自分の力に自信を持って日揮に転職することができました。 なぜ再びエンジニアリングビジネスに挑戦したかったのかというと、一つは事業の社会貢献度の大きさです。オイル&ガス部門のスケールの大きさに加え、インフラ領域にも力を入れるとのことで、従来以上に大きな社会貢献が実感できると思ったのです。また日揮ならではのフラットな社風も大きな理由でした。部署の垣根を越えて協力することが当たり前となっている風通しのよさは、離れてみてより一層魅力的に感じられたのです。エンジニア人生として最後の選択と腹を決めての転職となりました。

DXのさらなる強化に取り組む

新卒で入社した日揮グループのシステム開発会社以来、私はデータモデリングの技術に携わってきました。データを構造化し可視化するデータモデリング技術は、プロジェクト遂行の効率化に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいる現在の日揮においては、より重要なものになるだろうと考えました。一方、1台の自動車を組み立てるのに数万点という部品が必要となる生産現場では、たった1つでも部品の供給がストップすると製造ラインが止まり大きな損失につながってしまいます。前職の製造業で携わった決して止めてはならないクリティカルなシステムの運用経験から得た知見もEPCビジネスにおいて発揮できるでしょう。 私が所属しているEPC DX部は、まさにDXのさらなる強化をミッションとして新設された部署です。当然のことながらEPCの各プロジェクトでは、例えば現場でタブレットを活用するなど、それぞれでデジタルツールの導入は進んでいるものの、現状ではそれらが個別最適の形で行われています。今後は蓄積されたデータをすべて関連付け、高い視点から統合することで全体最適を図っていく必要があります。そういった推進役を担うのがEPC DX部なのです。 全体最適を推し進めていくうえではデータの全体構造を俯瞰的に確認できるモデルを作成し、それ基づいたシステム化を行う必要がありますが、その際には私が培ってきたデータモデリングのスキルが活きてくるでしょう。このような形で貢献できていることに、やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。

AWPのリーディングカンパニー
として

一般的に労働集約型である建設業界は、DXへの取り組みが遅れているとされています。日揮では建設工事をより効率的に遂行することが、納期遵守や採算性向上、工事安全の確保に加えて、建設機械や発電設備の稼働時間短縮によるCO2排出量の削減など、環境負荷低減の側面でも効果が期待できると考えています。そこでAWP(Advanced Work Packaging)などの先進的な手法を積極的に導入。AWPは設計・調達・建設の作業をパッケージ化してより詳細に管理し、建設作業の制約条件を取り除き、建設工事の効率化を目指す管理手法で、日揮はその活用においてリーディングカンパニーを自認しています。 この実績を活かし、競合するコンストラクターでも利用できるようなプラットフォームを開発・解放したいと考えており、さらには業界の垣根を越えてあらゆる産業でも活用できるプラットフォームへと育てていきます。このような大きなビジョンのもとで業務に取り組めることを、心から嬉しく感じています。

フルスタックエンジニアに
期待したい

EPCのみならず全社でDXを推進していくために、日揮グループでは複数のIT部門が協調しながら取り組みを進めています。今は足場固めの時期でもあり、1人で何役もこなせるフルスタックエンジニアには特に活躍の場が用意されています。システムは内製しており、コンセプトを描ける方からコードを書きたいという方も必要です。ビジネスの規模が壮大である割には組織の規模がさほど大きくないのは日揮らしいところ。さらに請負ではなく、自社のために、自らの判断でDXを遂行していけるという事業会社ならではの醍醐味もあります。 この先スピーディーにDXが進んでいくでしょう。未来はきっと明るいと思います。ぜひ多くのITエンジニアの方々とチャレンジしたいと考えています。

掲載されている情報は、取材当時(2020年)のものです。

  • システムエンジニア

    新たなプラットフォームを産業界へ。
    その気概がDX推進のエネルギーとなる。

  • 鉄道プロジェクト
    エンジニア

    鉄道技術者として培ったすべてを
    海外の鉄道EPCで開花させたい。

  • バリデーション
    エンジニア

    日本最大級の製薬プロジェクトで
    バリデーション・エンジニアとしての
    新たな一歩を。

  • 海外インフラ
    プロジェクトエンジニア

    “技術の目利き”としての強みを活かし、
    海外インフラ領域の案件の開拓へ。

  • 教育・研修制度
  • 福利厚生制度
  • 募集職種・募集要項