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Y.S

日揮グローバル株式会社
2024年入社(再入社)

入社までの経歴

大学時代は土木工学を専攻し、コンクリート部材強度への鉄筋腐食の影響を研究。卒業後、大手ゼネコンで土木設計を担当し、海外案件にも携わる機会を求めていました。5年目にオーストラリア駐在の機会があり、そこで周囲のエンジニアから日揮の存在を聞き、世界規模の複雑なプロジェクトに惹かれて当社に転職。その後、再生エネルギー業界に挑戦するため一度退職しましたが、再び日揮に戻ることになりました。

再入社を決めた理由

初めて日揮に転職した際は、海外ゼネコン業界の厳しい競争環境の中で、シビルエンジニアの価値を発揮することの難しさを感じたことが大きな理由でした。「世界で最も複雑なLNGプラントを作る会社」という触れ込みに強く惹かれました。一度は退職しましたが、当社の環境で脱炭素プロジェクトに関わりたいという思いから日揮に戻ってきました。当社はグリーンアンモニアなどの新技術を扱い、再生エネルギー分野でも世界的に活躍できるチャンスがあると感じたからです。そうして、自分の技術や知識をさらに活かした挑戦がしたいという想いで再入社を決意しました。

現在の仕事について

プロジェクトコーディネーションマネージャー(PCM)として、プロジェクト全体の進行を円滑に進める役割を担っています。具体的には、リードエンジニアのアサインメント、遂行方針の確認、レビューの実施、人員の調整などを行い、プロジェクトを支える立場にあります。プロジェクトチームは大規模であり、日本人チームだけでなく、フィリピン、インドなど海外メンバーとも連携を取りながら進行させなければなりません。当社の扱うさまざまな分野のなかでも、LNGプラント案件が主ですが、グリーン水素やCCUS、洋上風力といった新しい分野の開拓にも注力しています。当社のプロジェクトは数千億円規模になることが多いため、先を見越す力が求められます。予算とスケジュール内で発生しうる事態に備え、プランBやプランCを考え、状況に応じて柔軟に対応することが重要です。

前職との違いや転職後に苦労したこと

前職では、再生エネルギー分野で働く中で、技術だけでは解決できない案件開発の難しさに直面していましたが、日揮に再入社してからは、チーム全体の連携や大規模なプロジェクトに取り組む機会が増えました。技術面でリードしつつ、海外プロジェクトマネジメントの責任も大きく、各国の文化や労働環境を考慮して調整を行う難しさを感じています。しかし、異なる分野のエンジニアとの協力を通じて、新しい発見や解決策を見出すことがやりがいとなっています。

入社後感じたギャップは?

日揮に再入社して感じたギャップは、技術力の幅の広さです。特に、DXやAI、脱炭素プロジェクトにおいて様々な分野のエンジニアが多く存在し、新しい発想や技術的な提案が次々と飛び交う環境に改めて驚きました。再生エネルギー業界でも革新性を感じていましたが、日揮には豊富な知見が集まっており、プロジェクトが進化していくプロセスはとても刺激的です。

仕事で一番やりがいを感じる瞬間

やりがいを感じるのは、他分野のエンジニアと協力し、議論を重ねて新しいアイデアを生み出す瞬間です。たとえば、マレーシアのLNGプラントの案件で、中国のコントラクターと現地のマレーシア企業の間に入って設計に対する文化や認識の違いを調整し、粘り強い交渉を重ねた末に双方が納得できる解決策を見いだしたときには、大きな達成感がありました。こうしたプロジェクトの進行を支え、課題を一つ一つ解決していく過程にこそ、仕事の面白さを感じます。

これから挑戦していきたいこと、叶えたい夢や目標

今後挑戦していきたいのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、既存のプロジェクト管理をより効率化し、プロジェクト全体を最適化することです。また、脱炭素プロジェクトにも力を注ぎたいと考えています。特に、オーストラリアや南米、アフリカなどで再生可能エネルギーを活用したグリーンアンモニアのプラントを手掛けることが目標です。これからも新しい技術や分野に挑戦し続けることで、さらなる成長を目指していきます。

オフの日の過ごし方

オフの日は主にインドアで過ごしていますが、子供と一緒に出かけることもあります。特にみなとみらいのイベントに参加することが家族の楽しみです。最近は子供も大きくなり、自由な時間が増えたので、筋トレや友人との食事、ライブに出かける機会も増えてきました。