
INTERVIEWS
ITシステムの
向かう先には、
人の幸せがある。
日揮コーポレートソリューションズ株式会社
2022年入社
入社までの経歴
高校からプログラミングを学び、大学でも情報工学を専攻しました。卒業後は、ITソリューションを提供する会社で銀行システムの保守運用を担当。その後に転職した企業でも、新規システムの設計や証券システムの保守運用などに携わり、業務の幅やキャパシティを向上させました。しかし、それらの運用や設計はあくまでお客様の要望ベースでのソリューションサービスであったため、より「自分事」としてシステム運用に携わりたいと考え、転職を決意しました。
入社を決めた理由
当社は、ITへの投資を始めたばかりながらも大きな成長を遂げており、「ITグランドプラン2030」などの明確なビジョンがありました。その上で、面接時の役員の方々のサポートと、「あなたのやりたいことができる」という言葉をかけてくださったことが入社の決め手に。前職では、利益と環境改善の両立が難しいと感じていましたが、日揮ではシステムを通じて人を幸せにできるという期待感があり、入社を決意しました。

現在の仕事について
現在はIT系部門の特に基幹システムを担当する課に所属し、調達に関わる「会社マスタ管理システム」や「支払情報照合システム」のチームリーダーを務めるとともに、会計システムのIT担当として開発・運用保守を行っています。具体的には、業務部門とのシステム要件の調整や、開発・運用保守における開発ベンダーのコントロール、さらに課題発生時の状況判断や指示を担当。EPC事業の調達に関連するシステムでは、取引先企業の情報や請求書処理に関するシステム運用に携わっており、調達現場と何度もすり合わせを重ね、業務の流れやシステムの仕様を最適化することで、業務効率を向上させるサポートを行っています。こうした仕事を進める中で、私が大切にしているのは、仕事を楽しむ環境づくりです。問題が発生した際には、感情的になるのではなく、「どうすれば業務部門にとって最適な対応になるか」と、前向きな解決策をチーム全体で考えるよう心がけています。
前職との違いや転職後に苦労したこと
前職までは、システムの運用や改善に対してお客さまの要件をベースに「どうすればよいか」を提案する立場でしたが、日揮では「自分たちがどこに向かうべきか」を自ら考え、開発ベンダーに説明する役割が求められます。自分の知識不足を痛感しつつも、調達部門だけでなく、会社全体の流れを意識したシステム運用に挑んでいます。この転換が大きな苦労と成長の場となっています。
入社後感じたギャップは?
入社後に感じた大きなギャップは、社員のIT知識やスキルの高さです。これまでの自分も外資系ITコンサルでの経験がありましたが、日揮の社員は論理的思考力や全体把握能力に優れており、問題解決のスピードと精度が非常に高いと感じました。自分もまずは現行のシステムを徹底的に吸収し、上流の業務やプロセスを理解することに集中しています。

仕事で一番やりがいを感じる瞬間
ITを通じて人々の仕事が楽になり、幸せになってもらえたときにやりがいを感じます。たとえば、新システムへの移行によって、以前は1週間かかっていた企業情報の登録が1日で完了するようになった時、業務部門の方々から「仕事が楽になった」と感謝されたことがありました。また、システムとは異なりますが、部下から「ここで働いていて楽しい」と感じてもらえた時にも仕事の意義を強く感じます。
これから挑戦していきたいこと、叶えたい夢や目標
今後は、企業構造をモデル化して理解する「エンタープライズアーキテクチャ」の知識を深め、より体系的にシステム全体を最適化できるスキルを身につけたいです。そして、全社的に誰もが自分の業務に集中できるようなシステム環境を整え、みんなが幸せに働ける職場を実現したいと考えています。また、IT主導で会社全体のプロジェクトに積極的に関わり、「ITグランドプラン2030」の実現にも貢献していきたいです。


オフの日の過ごし方
オフの日はドライブを楽しんでいます。最近では奥さんと一緒に石垣島への旅行を満喫しました。私は20代後半で初めて免許を取得しましたが、そのおかげで行動範囲が広がり、旅行先でも新たな発見がありました。運転を通じて、日常とは違ったリフレッシュを感じています。