エネルギートランジション

ネットゼロの実現に向けたオイル&ガスの低・脱炭素化とクリーンエネルギーの拡大

1928年の設立以来、日揮グループは、LNG、LNG受入基地、ガス処理、CCS(二酸化炭素貯留)、原油・ガス集積、分離、生産、石油精製、石油化学・ガス化学など、低・脱炭素化を含めたオイル&ガス分野のあらゆる領域および太陽光やバイオマスなどといったクリーンエネルギー分野において、多様なプラント・設備のEPC事業を遂行してきました。幅広いエンジニアリング技術と卓越したプロジェクトマネジメント能力に基づいた、オイル&ガス分野およびクリーンエネルギー分野におけるエンジニアリングコントラクター日揮のパフォーマンスは、世界最高水準と評価されています。

人口増加・経済発展に伴い、世界の一次エネルギー需要が増加することが見込まれます。一方で、気候変動問題が世界の大きな社会課題となる中で、「温室効果ガスを抑制しながら化石燃料を利用すること」、そして「温室効果ガスを発生させない技術を利用すること」の2つが社会から求められています。これまでの主力事業であったオイル&ガス事業をより低・脱炭素な形態に移行させていくすることと、2010年代以降取り組みを加速してきたクリーンエネルギー関連事業を合せて融合させて、「エネルギートランジション」に取り組んでいきます。

当社グループは、オイル&ガスの低・脱炭素化およびクリーンエネルギーにおいて、プラント・設備のEPC事業のみならず、プラント完成後のO&M(オペレーション&メンテナンス)サービス、さらには事業投資・運営事業など幅広く事業展開を図り、世界の“More Energy”と”Net Zero Carbon”の要請に同時に応えていきます。