製油所

顧客名 ペトロベトナム社(ベトナム国営石油会社)
場所 ベトナム社会主義共和国 クワンガイ県ズンクワット地区
完工年 2009
役務範囲 設計・調達・建設
キャパシティ 148,000BPSD

本プロジェクトは、ベトナム国のエネルギー安全保障の観点から極めて重要な意味を持つプロジェクトとして、ペトロベトナム社(ベトナム国営石油会社)により計画・推進された同国内初となる大型グラスルーツ・リファイナリー・プロジェクトです。

当社グループは、テクニップ社(当時、フランス/マレーシア)、およびテクニカス・リユニダス社(スペイン)とジョイントベンチャーを形成し、2005年に本プロジェクトを受注し、主に、同製油所内プロセスエリアの残油接触流動分解装置(RFCC)、プロピレン回収装置(PRU)、硫黄回収装置(SRU)、分解軽油水素化精製装置(LCO HTR)に関する設計・調達・建設(EPC)役務を担当しました。

同製油所は、当時豊富な石油埋蔵量を有していたベトナムにおいて、同国初の製油所として建設されました。高まる同国の需要伸長およびエネルギーの国家保障の観点から、ベトナム政府の強い期待の下に計画され、コントラクターは、契約納期の厳守を強く求められました。

当社グループは、2009年に、当初の予定通り、本プロジェクトを完工し、さらに遂行を通じ得た知見をもとに、2013年には同国2件目の大規模リファイナリーとなるニソン製油所プロジェクトを受注し、2017年に完工しています。

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