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MixGen - LNG受入基地のBOGを有効活用するガスエンジン

世界的な経済成長および人口増加とともに、持続的・安定的なエネルギー供給を支えるLNGのニーズはますます高まっています。また、安価なシェールガス由来の天然ガスの登場により、LNGビジネスの拡大・多様化が加速しています。世界各地でLNG受入基地の建設計画が進むなか、基地の操業コストの削減や緊急時の電力源確保が、今後の事業成功に大きく影響すると考えます。既存のLNG受入基地では、競争力を確保するために操業コストの更なる削減が望まれています。

当社はLNG受入基地の貯蔵タンクから常時発生するボイルオフガス(BOG:Boil Off Gas)の有効利用をLNGビジネスの新たな戦略の一つと捉え、BOGを合理的に処理する「BOGガスエンジン発電システム “MixGen®”」を確立しました。

MixGen®のシステム概要

従来のLNG受入基地では、LNG貯蔵タンクから発生するBOGは、圧縮後製品ガスとして送出、または再液化してタンクに返送する等して処理されています。これに対し、BOGを有効活用する MixGen®では、中圧のままBOGをガスエンジン発電機の燃料にするため、新たな電力源の創出と得られた熱(蒸気、温水)のエネルギー回収が可能となりました。

  • 従来のBOG処理フロー例

BOGを高圧まで昇圧して都市ガスの原料ガス、またはコンバインド発電のガスタービン燃料ガスとして利用します。

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  • MixGen®によるBOG処理フロー

BOG圧縮機の中間から中圧BOGを抽気し(または利用条件を満たすBOGを得て)、ガスエンジン発電の燃料とします。BOG発生量またはニーズに応じ、全量をガスエンジン燃料に利用するケース、余剰分は昇圧してガス製品にするケース、BOGに加えてLNG気化器の送出ガスをガスエンジン燃料に利用するケースや、他の燃料ガスを供給するケースなどを選択することができます。

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MixGen®のキーテクノロジー

MixGen®では組成の異なるBOGや各種ガスをガスエンジン発電の燃料に利用します。急激なガス組成の変動はガスエンジンの運転に負荷がかかるため、ガス組成変動を緩和して安定的なガスエンジン発電の運転を確保するために次のような独自技術を取り入れています。

なかでも、「BOG調整装置」は継続的かつ安全な運転の達成に不可欠なMixGen®のキーテクノロジーといえます。

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MixGen®導入のメリット

MixGen®の採用により、発電した電力を受入基地内で消費することが可能です。また、発電した電力を安定的な電力源として市場に供給することができます。さらに、得られた熱(蒸気、温水)を基地内のLNG・LPG気化の熱源に活用するなど、高効率なエネルギー回収を実現します。

安価なBOGを中圧の状態で発電や蒸気・温水などに変換・活用するMixGen®は、他にも多くのメリットがあります。

  • LNG受入基地のオペレーションコスト低減
  • 発電した電力を電力市場に売電、基地内インフラを活用することで発電事業の操業コストを抑制
  • ガスエンジン発電機はメーカ標準品であり、短工期で、既存の基地に発電を実現
  • 災害に対する強靱化対策として停電時の分散型電源に利用

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