PMC/FS/FEED

顧客の期待に応える日揮のマスタープランニング

フィージビリティースタディー、最少の投資で最大の利潤を得るプロジェクトを提案

フィージビリティースタディー(FS)は、顧客の投資決定に不可欠な採算性を確認するために必要となる、プロジェクトの最上流に位置する役務です。当社グループは、プロジェクトを取り巻く環境の調査・把握・分析を行い、顧客の求める投資目的に沿ったFSを行います。日本はもとより、アジア、オセアニア、中近東、アフリカ、南米、北米、東欧、ロシアなど世界各地で2万件におよぶプロジェクト遂行に裏打ちされた経験、ノウハウに基づき、最少の投資コストで最大限の利益を上げるため、様々な角度から検討を行い、最適なプロジェクト計画を顧客に提案します。また、顧客の資金需要に応えるため、ストラクチャードファイナンスの専門家による各国のECAファイナンスを活用した資金プランも提案が可能です。

FEEDパッケージ、それは詳細設計のバイブル

FEED(Front End Engineering and Design)は、FSで決定された事業設備計画(プラントのキャパシティ、装置構成など)に沿って遂行されるプラントの基本設計役務を指します。その主要な目的は、顧客の要望を十分理解した上で、各プロジェクトに求められる固有の条件を、最大限もれなく取り込んだFEED Packageと呼ばれる技術仕様書を完成させることであり、事業コストの60~70%を決定されるとも言われる重要な役務です。当社グループは、豊富なプロジェクト遂行経験とノウハウ、最新の設計ツールなどを最大限駆使し、操業、安全、環境面における顧客の要求を満たす最適なプロセスフローを決定し、FEED Packageとして取りまとめます。また、FEED コントラクターとしてプロセスライセンサーをリードし、EPCコントラクターとしての実績から得た知見をもとに、独自の改善、改良点を顧客に提案します。さらに、FEEDとEPCを一体で遂行することにより、プロジェクトリスクの低減、全体スケジュールの短縮を実現し、顧客の投資効率をより一層向上させる提案を行います。当社グループが作成するFEED Packageは、長年培ってきた豊富なEPCの経験をもとに、投資額(CAPEX)と運転費用(OPEX)の最適化を通じて、設計から運転までのプロジェクトライフサイクルでの収益最大化に寄与します。高品質で、十分に検討された当社グループのFEED Packageは、後続のEPC役務をスムーズに進める上でのバイブルとなるでしょう。

総合エンジニアリング事業のフェーズ