FLNGプラント
顧客名
ペトロナス社
(マレーシア国営石油公社)
場所
マレーシア サバ州沖合
完工年
非公表
役務範囲
基本設計(FEED)・設計・
調達・建設・据付・試運転
キャパシティ
1,500,000T/Y

マレーシアで2基目となる、洋上LNGプラントを新設するプロジェクトです。ペトロナス社(マレーシア国営石油公社)が、マレーシア国サバ州沖合のガス田向けに建設するもので、当社グループは韓国のサムスン重工業社とコンソーシアムを組成して参画。2012年に年産1,500,000tのFLNG(浮体式LNG生産貯蔵積出)プラントに関わる基本設計(FEED)を、2013年に設計、調達、建設、据付、試運転(EPCIC)を受注しました。
当社グループは、リーダーとしてトップサイドと呼ばれる船上のプロセスモジュール部分を、サムスン重工業社が船体を主に担当しています。波の影響を強く受ける外洋への本格FLNGの設置は技術的難易度が特に高く、トップサイドのEPC受注・遂行実績を有するのは、世界でも当社グループと仏テクニップFMC社の2社しかありません。
また、このプロジェクトは、水深1,000mを超える深海ガス田向けのFLNGプラントとして世界初の事例となり、海洋油ガス業界において先駆的なプロジェクトとなっています。