CCS設備
顧客名
日本CCS調査株式会社
場所
北海道苫小牧市
完工年
2016年
役務範囲
設計・調達・建設・試運転
キャパシティ
年間最大200,000t規模

経済産業省が北海道苫小牧市を実証試験地として、二酸化炭素含有の原料ガスから二酸化炭素を分離・回収し、圧縮から輸送・圧入・地中貯留・モニタリングまで一貫して行う、日本初となるCCSトータルシステムの「二酸化炭素削減技術実証試験事業」に関する事業者を公募しました。「CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)」を日本語に訳すと「二酸化炭素の回収と貯留」となります。この事業に日本CCS調査株式会社が選定され、当社グループは二酸化炭素の分離・回収・貯留技術に関わる実証試験事業の設備の建設を、同社より2012年に受注。2016年に完工・引き渡しを行いました。当社グループが担ったのは、本実証試験の中核設備。二酸化炭素を含む原料ガスから、二酸化炭素を分離・回収・圧縮し、圧入井(地上から地中にCO2を送るための井戸)への輸送を行う地上設備の「設計・機材調達・建設工事および試運転」です。
この事業で得た知見に加え、これまでに培ってきたエンジニアリング技術と経験を駆使し、これからも低炭素化社会の構築に貢献していきます。