リスクを最小限にし、会社を守る。

法務・コンプライアンス

ビジネスパートナー審査担当 コンプライアンス室
2015年入社

入社の理由

大学では、大学対抗の模擬仲裁・交渉コンペティションへの出場を主な活動とする国際商取引法のゼミに所属していました。英文契約書を読み込んで相手と戦う、まさに企業法務の模擬体験ができました。大会を通して契約交渉の面白さを実感。仕事でも同じようなことがしたいと考え、就職活動を行いました。そして、顧客との直接交渉が多く、大規模で複雑である当社の法務に魅力を感じ、入社するに至ります。

現在の仕事内容

法務部にいた頃は、契約書のレビューが主な仕事でした。社内のプロジェクト担当者から話を聞き、当社が何を実現したいのか、その際にはどういったリスクが生じ得るのかを具体的に想像し、契約書へ反映させる。プロジェクトをサポートする役割でした。
今いるコンプライアンス室は、当社が法律や倫理に反したことをしないよう、社内ルールを整備し、社員への教育を行ったり、ルールを守れているかをチェックする部門です。その中で私が携わっているのは、取引相手となる企業が、付き合っても問題のない企業であるかどうかを審査する業務。主に賄賂リスクの観点から取引相手の健全性を審査し、さらには、不正が起きにくくなるよう、プロジェクトの組織構成に提言をすることも多いです。例えばですが、一緒にプロジェクトを遂行するパートナー企業が、顧客に賄賂を渡してプロジェクトを受注するようなことは絶対にあってはなりません。そうした事態を未然に防ぐため、取引相手やプロジェクト体系を隅々までチェックしていくのです。こうした私たちの仕事は「問題がない」ということが前提なため、その成果は見えにくく、時には調査のためにプロジェクトの進行を遅らせたり、止めたりしてしまうこともあります。しかし、我々コンプライアンス室の目的は「会社を守る」という一点。その自覚を持ち続けることが大切だと考えています。また、難しいと感じるのは、当社がプロジェクトを遂行する地域が、中東、アフリカ、アジアといった腐敗認識指数が高く、賄賂が習慣化されている国がほとんどだということ。何でも駄目だと言うことは簡単ですが、それではビジネスは成り立ちません。リスクが多い地域であっても、いかに最小限にとどめて会社と社員を守ることができるか。そういった思考を巡らせ、問題なくプロジェクト遂行を実現するための出発点を作ることが、この仕事の大きなやりがいだと思います。

  • 成長を感じたエピソード

    部門配属初日、契約書のレビューを任されたことを、今でも印象的に覚えています。簡単な契約書ではありましたが、配属日から実務を任されると思っていなかったので驚きました。新入社員だから、若手だからと遠慮することはないのだと感じましたし、むしろ意見を求めてくれる会社だと嬉しく思いました。以降、新入社員という立場に甘んじることなく、しっかり自分の意思で考え、意見を持ち、早く知識を付けなければと思うようになった経験となりました。

  • 海外での経験

    ベトナムの製油所建設案件で、プロジェクト財務業務を担当した時のことです。何より現地スタッフの方とのコミュニケーションに苦労しました。若手であっても、当社の社員。現場では指示を出す必要がありました。英語には自信があったのですが、どうにも依頼した仕事がうまく進まないんですね。流暢に話せてはいても、伝わってはいなかったのです。この経験から、自分の指示が伝わっているのか丁寧すぎるほどに確認をし、相手の考えを理解できるまで辛抱強く聞き出すことが重要だと、痛感することができました。

これまでのキャリア

2015年 法務部配属 契約レビュー業務担当
2015-16年 製油所建設プロジェクト(ベトナム)現場訓練 プロジェクト財務担当
2016年 法務部配属 契約レビュー業務担当
2018年 コンプライアンス室配属 ビジネスパートナー審査業務担当
  • 日揮グループのすごいところとは

    どんな過酷な場所でも、数千億円規模のプラントをたったの数年で建設してしまうところです。これは、どの会社にもできることではありません。それを可能にしているのは、当社の「人」だと思います。どんなに困難でもプロジェクトを実現させる推進力のある人、多種多様な人から信頼されるリーダーシップを持つ人、どんな相手にも意見を言える信念の強い人など、先輩後輩、同期を含め、尊敬できる人を挙げればきりがありません。身近にロールモデルとなる方が大勢いる、恵まれた環境で仕事をしていることを日々実感しています。

  • これから挑戦したいこと

    企業法務のスペシャリストとして仕事を続けることが、今後の目標です。コンプライアンス室へ異動している今は、契約書をレビューしているだけでは得られない、知識や考え方を日々学ぶことができる環境なので、この期間になるべく多くのことを吸収していきたいと考えています。それに加え、自分の視野をどんどん広げ、ゆくゆくは当社のコンプライアンス規程の整備や改善にも貢献していきたいと思います。そして、いずれは法務部に戻り、コンプライアンス室で培った視点を活かして契約レビューに携わりたいと考えています。

みなさんへのメッセージ

就職活動では、なるべくたくさんの企業を見ることをおすすめします。あらゆる業界、企業を見た上で、自分が行きたいと思える会社であれば、後悔することはないでしょう。また、自分が選び抜いて納得したのであれば、もし将来、仕事で辛くなったとしても、頑張れるはずです。できるだけ多くの会社に足を運び、様々な社員の人と会い、その雰囲気を感じ取ってみてください。

  • Private

    週末はアクティブに過ごすことが多いです。大学時代の友人や当社の人と一緒に、テントを背負って山を登ったり、トレイルランニングやマラソン大会に出場することもあります。また、大学時代にはヨット同好会へ所属していたため、ヨットで海に出ることもあったりと、体を動かすことでリフレッシュしています。

  • Event

    当社では、お昼休みや就業後に有志の勉強が随所で開催されています。題材は様々ですが、勉強会へ参加することで、普段の業務では得られない知識が広がっていくことがメリットです。仕事で相談を受けるプロジェクトの最前線で、どんな問題があるのかを知れる機会は、プロジェクトへの理解を深めると同時に、的確なリスク管理をする上で非常に役に立っています。

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