基本構想・基本計画策定

「基本構想・基本計画」は、「新病院の方向性や機能」を明確にするとともに、「事業的にも成り立つ計画」であることを証明するものでなければなりません。その意味で、基本構想・基本計画策定は、病院建設プロジェクトの方向性を左右する重要な段階と位置づけられます。
当社グループでは、次の3点の実現を目指し、病院と一体となって最適な計画の策定をサポートします。

①的確な現状把握と目指す新病院像の策定

当社グループは、現状と同じ機能のままで建物だけを新しくする計画では事業としての成功は難しく、プロジェクトを成功に導くためには、院内・院外の状況を把握したうえで、目指すべき病院像を明確にすることが最重要ポイントと考えています。

まず、的確な現状把握を行うために、病院の運営状況や地域の状況など、多種にわたる調査・分析を進め、その過程において把握された課題(例えば、病棟機能と患者層のギャップなど)の対応策を検討します。さらに、調査分析と並行して院内ヒアリングを実施し、職員の「病院の将来に向けた想い」を集約します。これらのプロセスを通じて、客観的な事実を基礎にした「目指すべき病院像」が浮き彫りになり、関係者の間でそれを共有できるようになります。

外部環境調査サンプル
外部環境調査サンプル
内部環境調査サンプル
内部環境調査サンプル
新病院像策定サンプル
新病院像策定サンプル

②敷地条件および病院機能を考慮したボリューム検討の実施

敷地の制約条件と病院に求める機能から病院の建物ボリュームを算出し、概略の建設費を把握します。
この段階から、関係者の間で建物イメージと建設費を共有することで、発注者と設計者との間に生じる建物に対するイメージギャップや、投資額と機能のアンバランスの発生を抑制します。

ボリューム検討サンプル
ボリューム検討サンプル

③病院建設投資に伴う収支変動の把握と目標とする収支条件の抽出

将来にわたって安定的に医療サービスを提供するためには、病院経営自体が健全でなくてはなりません。
当社グループでは、独自に開発した「医療施設向け事業収支検討プログラム」を駆使し、病院建設投資に伴う「損益」および「資金繰り」の変動状況を客観的に評価します。

さらに、条件を変えたケーススタディを実施することで、安定経営を実現するための収支条件を抽出し、その条件を新病院機能の検討にフィードバックすることで、機能計画のブラッシュアップを図ります。

事業収支検討サンプル
事業収支検討サンプル