仕事と人

プロジェクトエンジニア

優れた日本の技術の海外展開、新しいビジネスモデルを構築。
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自分の経験や意志を高く評価してくれる会社。それが日揮。

大学では精密工学を専攻していました。通常は大学からの推薦を得て企業を受けることが多いのですが、私は専門分野にとらわれない広い視野を持って仕事をしたいと思い、自ら就職先を探して選考を受けました。実は当初日揮のことはよく知らなかったのですが、実際に面接を受けてみると、採用担当者や面接官が自分のことをしっかりとみてくれて、自分が学んだことや、自分の意志を高く評価してくれていると感じました。私は精密工学の中でも、特に音の研究をしていたので、将来的にはプラントの防音対策を手がけるチームに入ってほしいと言われていましたが、入社時に配属されたのは、プラントのプロセス設計を担当する部門。その後、中国・南京のプラント建設現場に4カ月間にわたって駐在し、試運転業務を担当。プロジェクト完了後は、プラントの防消火を担当するグループに配属され、その後防音チームに配属されました。実にさまざまな経験をさせてもらいましたが、これらEPCの経験は現在担当している新規事業開発の仕事を遂行する上で必要な経験であり、礎になっているとも感じています。

メイドインジャパンの価値を高め、世界に誇れる仕事がしたい。

プラントを建設するEPC事業では、設計を中心とする上流工程を経験し、スケールが大きな舞台で、モノづくりの醍醐味を体感しました。コア事業であるEPCの経験をベースに、現在は事業投資を行う部門で、日本企業と海外企業の合弁会社を設立し、将来的に事業運営を行うプロジェクトに携わっています。これから日揮では、プラントのEPC事業と同時に、従来の事業経験を生かせる範囲の事業投資にも注力していくという方針があり、我々はその先駆けとなって活躍することが求められています。これまで歩んできた技術畑の経験が生かせるものの、趣が異なる舞台でもあるため、現在は新入社員のような気分を味わいながら、日揮の新時代を切り拓く仕事に大きなやりがいを感じています。日々の業務においては、顧客・社内・社外と国籍やバックグラウンドの異なる人たちと意思疎通を図ることが常に求められます。コミュニケーションスキルは一生勉強すべきものと私は理解していますが、いわゆる 「報告・連絡・相談」については新入社員のころに厳しく指導されましたし、19カ月間駐在した中東の建設現場でもその重要性を痛感しました。こういったEPC事業時代に得た経験は、私にとって非常に貴重なものであり、今の事業投資の業務にも生かされています。
私の所属するビジネス開発部をはじめとした新規事業、事業投資を行う部門では、太陽光などの再生可能エネルギーや資源開発、アグリビジネス、都市開発などさまざまな新規事業を手がけています。その中で、私の使命は、世界で通用する優れた技術を持っているにもかかわらず、海外に進出するノウハウや機会がない日本企業を支援し、日本の先端技術を必要としている世界各国の企業に紹介しビジネスモデルを構築することです。つまり、日本の技術を海外に輸出する架け橋となることが、私たちの役割といえます。具体的には、機械や設備の耐久性を高める日本の技術に注目しています。たとえば稼働しているプラントでは、稼動年数を経るごとに機械や設備のメンテナンスや更新が求められます。どうしてもポンプやガスタービンなどに磨耗や腐食が発生してしまうのですが、日本の企業が持つ技術を導入すれば、磨耗や腐食がしにくくなり、設備投資のコストを抑えることができます。このようなニーズは我々の知見も深く、稼働しているプラントの多い中東諸国などに多くみられるため、こうした日本の技術を海外の企業に紹介して、メイドインジャパンの価値を高めることのできるビジネスモデルを構築していきたいです。

事業家マインドを強く意識できる仕事。それも日揮で働く魅力の一つ。

前述の日本の技術は、プラント以外に発電所や鉄鋼メーカーなど幅広い分野で応用することができるので、あらゆる業界のさまざまな企業に紹介していきたいと考えています。そして将来的には海外で合弁会社を設立し、優良投資案件の発掘、組成を数多く手がけていきたいと思います。投資案件を具現化する過程において、顧客・現地企業・パートナー企業・社内関係者と多くの面談を実施します。そういった中で得られた情報をもとに、当該案件の市場性・事業性・実現性を見極めます。その具現化は当然一人では行えず、社内の理解を得て経営陣の承認を得ることが必要となりますので、営業や法務など関係部門の方々の協力を得ながら計画を進めていくつもりです。日揮には、明確なプランと強固な意志があれば、協力を惜しまないというEPCプロジェクト遂行で醸成された風土が根づいていますので、関係者とベクトルを合わせながら目標実現に向けて邁進していきたいです。また、私個人の目標として、海外との取引では言語や商習慣の壁を越えるために綿密にコミュニケーションをすることが重要となるため、そのスキルをさらにレベルアップさせたいと考えています。具体的には、“顧客の懐に深く入り込むためには?”を意識しているのですが、たとえば、現地の文化・歴史を学ぶ、現地の言葉を学ぶ、事業の核となる技術を学ぶ。それによって、顧客への共感を高めることにより、目標が達成できるものと考えています。このあたりは何が正解といったことはなく、“良いと思ったことはなんでもやってみる”という気概を持ちながら、勉強する毎日です。すべてのステークホルダーの利益や、仕事のしやすさを考えながら、Win-Winの関係を築けるビジネスモデルの構築、それが私の目標です。

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キャリアパス

キャリアパス
2003
ガス・ケミカルプロセス部
2005
石油化学プラント建設プロジェクト(中国) 現場駐在(試運転業務担当)
2006
HSEシステム部 防消火設備基本設計担当
ガス処理プラント建設プロジェクト(カタール) 現場駐在(試運転業務担当)
2008
ENテクノロジーセンター 防音設計担当
2013
ビジネス開発部 事業投資開発プロジェクト担当