仕事と人

ITエンジニア

顧客のために、ITを駆使し効率的で価値のあるシステム開発を。
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学んだITの知識を生かして、ダイナミックなモノづくりに携わりたい。

大学では情報理工学を専攻していたのですが、IT業界への就職は考えていませんでした。私自身、ITは作業を便利にするためのツール、と考えていますので、ITそれ自身よりもITの知見を生かしたダイナミックなモノづくりができる仕事をしたいと思っていました。そんな中、世界中の人々と協力しながら、世界のあらゆるところで巨大なプラントを建設し、社会の原動力であるエネルギーを生み出す、そんな使命感のある仕事ができる日揮に魅力を感じました。また、就職活動時に、日揮の先輩社員から作業効率化の面などでITの活用の余地がまだまだ多いと聞き、自分が学んできたことを生かして会社の発展に寄与できると確信しました。

情報をまとめて、精査し、操業後に活用できるツールを。

現在私が所属するプロジェクトIT部の仕事は、大きく分けて三つあります。一つ目は、設計に使用するソフトウェアであるエンジニアリングツールのセットアップや開発、二つ目は調達などに使用するソフトウェアであるプロジェクトマネジメントシステムの開発や運用、三つ目は私が担当しているインフォメーションマネジメント(IM)です。IMの業務内容は大きく分けて二つあり、一つは顧客がプラントの稼動や運転を管理する際に活用するITツールの開発やその開発に必要な情報のインプット、つまり顧客のための情報管理を指します。たとえば、運転開始後に顧客がコストをさらに抑えて、よりクオリティの高いものを継続的に生産していくため、機器のメンテナンスに必要な設計情報や部品一覧など、プラントの操業に欠かせない情報を集約し、データベースとして納めることなどがミッションとなります。操業後のオペレーションやメンテナンスを行う上で、機器の設計情報や部品構成は非常に重要になりますが、このような情報は、操業開始後に集めるのは難しく、顧客が仕様書を見るだけではわからない部分、たとえば機器の設計情報はもちろん、部品一つひとつの購入元や耐久年数、また、どの機器のメンテナンスの優先度が高いかといった情報を設計段階から集める必要があります。そのために私たちは、プラントの構成、機器やメンテナンス方法など、多岐に渡る分野の幅広い知識、さらには顧客がどういう情報を求めていて、どのようにその情報を見たいのかという要望を汲み取る力が必要となってきます。もう一つのIMの業務内容は、私たちがビジネスを行う上で重要な情報を管理・蓄積し、それらを生かしプロジェクト全体の効率化を図ること、つまり社内の情報管理を指します。このためには、私たちプロジェクトIT部が発端となり、全社的に情報の重要度を認識させ、情報の管理・運用体制を構築していく必要があります。
現在の私の仕事は主に顧客の要望のヒアリングや、それにもとづいた専門部からの情報、たとえば、専門機器の設計情報や部品構成情報などの収集、また、それらを円滑に収集するためのシステムの構築、収集後の情報のまとめ作業を行っています。まとめた情報で顧客満足を得られるかの確認を行ったあと、我々の要望を再度まとめ、協力会社のシステムエンジニアと協力して顧客の使用するITツールをつくり上げていきます。

今後は、顧客はもちろん、社内の作業効率化に貢献したい。

現在担当しているマレーシアの洋上LNGプラント建設プロジェクトでは、世界中のベンダーと折衝しながら、顧客の求めている情報を蓄積しています。現状では、ベンダーが「モノを納品する」ことに比べて「データを納品する」ことを優先度の高い業務であるとは考えていないため、こちらに率先して必要なデータを送ってくれません。そのため、こちらから積極的にコミュニケーションをとり、情報を集めにいかなければなりません。電話やメールだけでなく、ときには海外のベンダーにも直接会い、熱意を持ってIMの重要性を伝えることで、現在、少しずつではありますが情報が集まってきています。自ら考え動けば動くだけ成果が上がるので、日々の業務が楽しく、充実感を感じずにはいられません。この仕事は、社内の他部門はもちろんのこと、顧客やベンダー、協力会社など、世界中のエンジニアと関わる機会があり、自分の専門分野にとらわれない幅広い知識を得ることができるため、自分のエンジニアとしての枠を広げるための大きな糧となっています。
現在は顧客を対象としたIM業務に従事しておりますが、ここで得た経験や知識を社内に還元して、EPC遂行においてもよりよい業務ができるような改善の方法を考えていきたいです。具体的には、過去のプロジェクトの機器設計データや発注情報、どういった経緯で不具合が起きたかなど、あらゆる情報をデータベースに保管し、プロジェクトの見積の際などに参考にできるようなツールとなれば、作業効率化を図れるのではないかと考えています。その実現のために、これからも積極的に情報を集め、自ら理解した上でITツールに落とし込み製作していくことで、より高度な知識と技術を身につけたIMエンジニアになるため着実に成長していきたいと思っています。

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キャリアパス

キャリアパス
2013
プロジェクトIT部
ガス処理プラント建設プロジェクト(カタール)  現場駐在(研修)
2014
洋上LNGプラント建設プロジェクト(マレーシア) IM業務担当
LNGプラント建設プロジェクト(オーストラリア) IM業務担当