JGC Global Engineering

Vice President, Human Resources and Administration, JGC America, Inc.

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Q1 海外赴任のきっかけ、海外赴任にあたっての想いを教えてください

1983年に日揮の営業および調達拠点として、JGC America社の前身であるJGC USA社がアメリカに設立されました。2013年8月にこのJGC USA社をEPCプロジェクトが遂行できる会社とし、担当範囲もアメリカ合衆国のみならず、アメリカ大陸を視野に入れることを念頭に、社名をJGC America社と改称し、テキサス州ヒューストンに新生JGC America社が誕生しました。私は、JGC America社をEPC会社として1日でも早く軌道に乗せるべく、人材の採用から新オフィス立ち上げ・運営およびプロジェクトのサポートなど人事・総務関連の立ち上げ責任者として赴任しました。
私のこれまでの人事業務や人材育成の経験、インドネシアでのプロジェクト経験を活かし、JGCグループの一翼を担うEPC会社にしていきたいと考えています。

Q2  赴任先での仕事内容を教えてください

Human Resources & Administration部門のVice Presidentとして、人事、総務およびプロジェクトのサポート業務の運営に責任を持っています。

Q3 実際に現地で働いてみての印象は

新会社として、人材の採用からスタートしましたが、人材採用方法からまず異なりました。日本とアメリカの履歴書記載内容の違い(顔写真、性別、誕生日の記載が無く、あくまでも業務経験、資格についての記載のみ)、面接スタイルの違い(握手で始まり握手で終わる)、給与・処遇交渉、アメリカの医療保険制度の理解など、最初の1名が入社するまでの手続き、準備は予想以上に骨が折れました。ローカルスタッフにもサポートしてもらい、新給与体系の構築、既存社員との整合性を図りながら準備を進めました。 新会社として、どのような人材をどのように採用していくのか、条件交渉はどう進めるのかなど会社としての基本方針・戦略を決定し、進めていきました。
各組織の部門長が決定するまでの3カ月間は、1週間で40人を面接するなど、体力的にも精神的にも相当厳しい日々でした。

Q4 現地での仕事で達成感や自身の成長を感じたことは

今や人事・総務、法務、財務、営業、コミュニケーションといった事務部門、プロジェクトマネジメント、プロジェクトコントロール、建設、調達部門を持つプロジェクトマネジメント部門、そしてプロセス、土木・建築、配管、機械、電気・計装部門を持つエンジニアリング部門、IT部門、HSSE部門、QA部門を持つ会社となり、企業として顧客への営業を開始したことに達成感を感じます。この過程を振り返ると私自身も仕事を進めるために、自分の小さな殻、言い換えればこだわりのようなものを1度、2度破りながら成長してきました。
これからは、EPC会社として、競合他社がひしめくヒューストンにおいて顧客から評価される企業にしていきたいと考えています。

Q5 仕事を通してチームワークを感じていることは

仕事を進める上では、自分のチームメンバーのみならず、関連部門のメンバーや社外のメンバーとも良好な関係を築きながらやり遂げる大切さを感じます。初めてのアメリカ駐在ということもあり、アメリカ、テキサス、ヒューストンの常識は何??といったところから始まりましたので、なおさらコミュニケーションやチームワーク、権限移譲の大切さが身に沁みました。たとえば、人事制度を制定する際にローカル社員の持つ知識・経験・アメリカの常識と自分の知識・経験・日揮の常識を重ね合わせ、JGC Americaとしての制度を構築した際は、チームとして一体感を得たと感じました。

Q6 今後、挑戦(成長)していきたいことは / チャレンジしたい仕事内容、キャリアは

これまでの1年間は、まず、企業としての最低限の器を作る1年間でした。次の1年間は、この器を大きくし、更に企業としての質を高めていくことだと考えています。質を高めるためには、JGC Americaとしての企業文化を醸成し、他社との差別化を行いながら、顧客から認知され、従業員もJGC Americaの社員であると胸を張って言える企業にしていきたいと考えています。 個人的には、EPC企業のマネジメントの一角を担う立場で赴任していますので、この機会に企業のマネジメントとは何かについて学びたいと考えています。

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現地での暮らしについて

日本との違いも含め、現地での暮らしをどのように楽しんでいますか

テキサスといえば、シェールガス・オイル、砂漠・荒野、カウボーイ&カウガール、ステーキ、テキサス訛り、テキサスレンジャースというところでしょうか。テキサスサイズという言葉がアメリカでもあるようにテキサスの人は何もかも大きなことが大好きです。
ヒューストンといえば、NASA、NBAのヒューストンロケッツが有名かもしれません。ヒューストンのダウンタウンには、石油・ガス事業に成功した事業家や富豪が、美術や音楽・芸能活動に巨額の私財を投じたため、非常に充実した美術館や音楽ホールがあるMuseum Districtという一角があります。この一角には、美術館、音楽ホールのほか、博物館、動物園、公園などが充実しており、休日にはこの一角を訪ねて英気を養っています。
日本との大きな違いは、国としての歴史の長さです。 日本を離れ、日本の歴史や芸術の奥深さを感じつつ、アメリカ人のスピード感重視の生き方や自分たちが歴史を刻んでいるのだというエネルギーを感じつつ、アメリカでの生活を楽しんでいます。

グローバルでの活躍を希望する新卒学生にメッセージを

入社して海外勤務する醍醐味

世界には、さまざまな境遇、考え方を持った人々がいます。日揮に入社すると、それぞれの部門の責任者として海外に駐在する機会も多くあります。その際には、常に現地の方々と同じ視線で接することが大切だと考えています。私自身を振り返って考えると、ローカルの人々と同じ視線を持つことで、相手とのコミュニケーションがより自然になり、相手も自分のことを受け入れてくれることが多かったと考えています。是非、自分の殻に留まらず、オープンマインドで世界の人々と接していただき、自分自身の成長を実感して欲しいと思います。

1日の仕事の流れ

7:30
出社、コーヒーを飲みながら週末の出来事などを同僚と雑談(アメリカ文化・習慣についてざっくばらんに話を聞くチャンス!)
8:00
メールチェック
8:30
一週間の予定確認
9:00
ウィークリーレポートに目をとおす
10:00
承認書類などの内容確認、サイン
11:00
課題事項のまとめ
12:00
昼食サンドイッチまたは同僚と外食
13:00
ウィークリーミーティング
14:30
課題事項のミーティング
16:00
採用面接
17:00
チームミーティング
18:00
一日の振り返り&まとめ
18:30
業務終了・帰宅